「価値観」の検索結果
ワガママ令嬢に転生かと思ったら王妃選定が始まり私は咬ませ犬だった
国一番の名家である公爵令嬢として生まれ育ったヴァレリアは、未来の王妃を決める『王妃選定』の数日前に、ピアノが生き甲斐だった前世の記憶を思い出す。同時に前世の知識や価値観も戻った結果、今回の王妃選定が出来レースであるとも気づいてしまった。それならそれで公爵家の名に瑕がつかない程度に手を抜いて、空いた時間でピアノに没頭しようと思っていたヴァレリアだったが、王妃選定の公平性を真っ向から否定するような王子達の熱愛ぶりと、ヴァレリアを悪役扱いし日常生活すら邪魔する人間達に、徹底抗戦を決意して……
悪役令息の七日間
第一王子の婚約者である公爵ユリシーズは、ここがBLゲームの世界であり、自分は第一王子ルートで処刑される悪役であると、処刑七日前に思い出す。気質までは変わらなかった彼は、自身の今までの所業が、悪行ではあるがこの世界の価値観では刑に問われる程ではない、ということを利用し、悔い改めるのではなく、「処刑する程の罪ではない」と周囲に思わせることで処罰を軽減しようと動き始める。その過程で、ゲームでは自分を裏切るポジションだった、幼少期からの従者トリスタンが、変わらぬ忠誠と執着を向けていると気づいたユリシーズは、彼を逃がさないため、ある提案を持ち掛け……
可愛くない私に価値はないのでしょう?
フラメル商会の長女、グレイス・フラメル。商会の経営が傾くなか、両親は愛らしい容姿の妹ベリンダに玉の輿を期待している。一方、妹とは逆に可愛くないと言われているグレイスは家族から虐げられる毎日を過ごしていた。ある日隣領への買い物途中、グレイスは川で溺れかかっている少女を助ける。彼女は名も告げず急いで家に戻るが、使いを果たせなかったと家族に罵られ、妹の婚約者から殴られてしまう。自分への態度や家族の価値観に我慢の限界を迎え、家を飛び出すグレイス。行くあてもなく立ち尽くしていると、天使のように美しい青年に声をかけられる。彼は妹を助けた人間を探しており、実は隣領の伯爵家の令息で……!?
ドS御曹司の花嫁候補2
大手化粧品メーカーで研究員として働く華子 は、勤務先の社長子息である透真と同棲を始めることに! お互いの価値観の違いを受け入れつつ、ラブラブな二人暮らしを送っていくけれど―― 徐々に独占欲が高まる透真とは裏腹に、華子にはずっと忘れられない人がいるようで…!?
おいしいふたり暮らし
今日もかたよりご飯をいただきます
「あたしがちゃんとごはんを食べるよう『監視』して」。同棲している恋人の垣内頼子に頼まれ、会社員の真殿修は昼休みに、スマホで繋いだ家用モニターを起動する。恋人を監視するなんて、最初は束縛しているようで嫌だと抵抗していた修だが、夕食時の話題が広がったり、意外な価値観の違いに気付いたりと、改めて相手を信頼するきっかけにつながり、二人の仲は深まっていく。元料理人である修が日々の夕飯作りを担当していることもあり、頼子の食生活は徐々に改善され始めたが――
小さな幸せの見つけ方
幸せはあらゆる瞬間にあなたのそばにある
「日常の中にある、普段は気づきにくい“幸せ”を再発見すること」をテーマとした、著者自身の実体験による24話のエッセイ。人間にとって本当の“幸せ”とは何なのか。人それぞれに“幸せ”の価値観がある中で、どこか懐かしく、いつか忘れてしまった他への感謝を思い出させてくれる1冊。
愛すべき『蟲』と迷宮での日常4
凄腕『蟲』使いのレイアのもとには、様々な依頼が持ち込まれる。冒険者養成機関の臨時講師、ギルドのクソ生意気な新人職員への研修、そして小国の乗っ取りを企む謎の美人エルフの調査など。もちろん、レイアはそれらの依頼を誠実にこなしていく。だが同時に、余計な犠牲者も大量に発生させてしまう。トラウマを植えつけられた者、身ぐるみをはがされた者、行方不明になった者……。そのほとんどが、レイアの歪んだ価値観と間違った正義感によるものなのだが、本人は心底善行のつもりなので矯正は不可能。よって、レイアの暴走は永遠に止まらない――