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【屍がおれを見詰める。――男の薄暗い愉悦の物語】 江戸八丁堀の町方同心、山崎宗右衛門(やまざきそうえもん)は、とある日より「屍から見られる」ようになる。 死者の眼差しに、しだいに暗い悦びを覚えるようになる宗右衛門。 そんなさなか、奉行所から上方に向かうよう達しが言い渡された。行き先は嵯峨化野――無縁仏が散乱する風葬の地である。 きっと数多の目に見詰められるのだ――。 怖ろしさと悦びに打ち震える宗右衛門に待ち受ける結末とは。
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小説 183,814 位 / 183,814件 歴史・時代 2,110 位 / 2,110件
文字数 5,141 最終更新日 2023.05.02 登録日 2023.05.02
【不思議系ホラー】 登校拒否と噂される一五沢さん。でも彼女はちゃんと僕の隣の席にいる。 僕だけに、見えているのだ。
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小説 183,814 位 / 183,814件 ホラー 6,782 位 / 6,782件
文字数 7,881 最終更新日 2021.06.24 登録日 2021.06.24
大事な猫が溶けてしまった。ぼくは、溶けた猫をどうしても彼に飲ませたい。
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小説 183,814 位 / 183,814件 ライト文芸 7,373 位 / 7,373件
文字数 6,457 最終更新日 2021.06.21 登録日 2021.06.21
 時は三世紀――古代日本。  北の大国・日高見国は、大和連合国の脅威から自国を守るために国外に前線基地を求め、吾妻と呼ばれる一帯を手に入れようとしていた。  日高見国の若き王・那束は、軍神のごとき強さで国々を攻め落としてゆきながらも、冷酷に敵を斬り捨ててゆく自分の中の化け物に恐れを覚えていた。  そんなさなか、那束は、播埀国との戦で、敵である播埀の媛に心を奪われてしまう。  那束は、媛の命を助け、共に生きることに救いを求めたが、媛はそれを許さなかった。 「ひとりで血まみれの道を歩いてゆくがいい」媛はそう言い残し、命を絶つ。  身も心も傷ついているにもかかわらず、それでも戦えと強いられる那束の苦悩と葛藤。  日高見王、那束の救いはどこにあるのか――――。 表紙絵・挿絵は全部自分で描いています。
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小説 21,265 位 / 21,265件 歴史・時代 447 位 / 447件
登録日 2023.05.02
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