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4巻

4-2

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 すると、後ろからヒタキの声が聞こえた。


「ここは、ゴブリンのれとオーク単品。草や木に擬態ぎたいした食虫植物がいる。人も食べる。魔物の擬態は私がいるし、見破れるけど。ここめるところ」

 心なしか胸を張って、自信満々な表情のヒタキが可愛かったので、草の背丈せたけが低い場所に出た時、頭を撫で回しておいた。


「あ、魔物。あれ、オーク」
「うぉぉぉおぉおおキモいっ!」
「え? は? あ……あれは確かにキモい!」

 ここなら動けるので魔物でも探すか……と思っていると、ヒタキが指差した方向にヒバリが視線を向け、雄々おおしい雄叫おたけびと共に剣を抜く。
 釣られて俺も木々の合間あいまを見て、思わず叫んでしまった。豚面ぶたづらの、黒光り日焼け筋肉ムキムキ腰蓑こしみのオークに出会ったら、誰でも、俺やヒバリのように叫んでしまうだろう。
 しかも、ボディビルのポージングであるリラックス、サイドリラックス、ダブルバイセプス、ラットスプレッド、サイドチェスト、サイドトライセプス、アブドミナル&サイ、モストマスキュラー、オリバーといったポーズを取りながら、1歩ずつ近付いて来るのだ。
 正直、妹達の情操じょうそう教育に悪い気がする……。


 ああそう、あれは俺とある親友が中学2年生の時だった。
 いきなりそいつが「筋肉王に、俺はなる!」とか意味の分からないことを言い出し、巻き込まれた俺は、1週間くらいボディビルダーについて調べさせられた。
 だが、俺も親友もあまり筋肉がつく体質ではないことが分かり、すぐに興味を失ってしまった。俺に残されたのは、ボディビルダーの無駄知識だけ。


 ふと、過去の記憶が走馬灯そうまとうのように頭をよぎったが、もう終わったことだと思考を切り替える。
 俺は、白い歯……というよりきばを見せ、笑みを浮かべるオークから視線を逸らさずに、できるだけ小声でとなりにいたメイにしゃべりかけた。


「メイ、ここなら振り回せるだろう? あれ、どうにかできるか?」
「めっ!」
「じゃあ頼んだ。頑張がんばれ」

 最前列のど真ん前でムキムキオークと相対あいたいするヒバリは、一応剣は構えているものの、固まったまま動かない。
 ヒタキはいつも通り無表情だが、かすかに肩が震えている。きっと笑いをこらえているのだろう。
 ミィは残念ながら後ろ姿しか見えないので、どんな表情かは分からなかった。
 メイは元気に返事をすると同時に駆け出し、胸のモコモコに手を入れて黒金の大鉄槌を取り出す。そしてヒバリに当たらないよう振り下ろして攻撃するが、オークは間一髪かんいっぱつ、バク転のような動きで距離を取った。
 途端に響く、大鉄槌が地面を打つ轟音ごうおん。固まっていたヒバリがハッとして口を開いた。


「こ、腰蓑の中身はちゃんと暗くなって見えなかったよ!」
「……ヒバリ、落ち着け」
「おおぉおぉぉ落ち着いてるよ!」

 オークの呪縛じゅばくからようやくき放たれたヒバリが言い放った言葉に、俺はすかさずツッコミを入れてしまった。ヒタキのほうからブハッと口から空気が抜ける音がしたので視線を向けると、口元を押さえて盛大に肩を震わせていた。どうやらツボに入ったらしい。


「ツグ兄様、危ないですわ!」

 変態へんたいっぽくても魔物は魔物、視線を逸らしてしまったのがあだとなった。ミィの鋭い叫び声と共に俺の頭上に大きな影が差し、視線を戻すと視界いっぱいにオークが。
 俺は身構えるひまもなく、妹の身体くらいある太い足で、サッカーボールのようにり飛ばされた。
 衝撃で思わずリグを手放してしまったが、リグは無事に着地できたらしく、吹き飛んだ俺の側に心配そうに近寄ってきた。リグに怪我けがはなさそうだな、とホッと一息つく。
 ちなみに蹴り飛ばされた際の衝撃は、現実で小突こづかれた程度で、大したことはない。せいぜい2、3歩よろめくくらいの力だった。
 転がった身体を起こすと、メイ達がちょうど飛び掛かるところだった。フルボッコとはこうするんだよ、という見本を見ている気がするが……いや、気のせいじゃない。
 どこか恍惚こうこつとした表情でミィに頭を蹴り飛ばされたオークが、光の粒へ変わっていく。


「まったく、ひど変態へんたいでしたわ」
「む、ごめん。面白いから警戒おこたった。ツグ兄、大丈夫?」
「ああ、大丈夫だ」
「あ、ツグ兄ぃのHP、6割も吹き飛んでるよ。ヤバイよ、【メディア】で回復しとくね」

 蹴りで倒したのに、両手でパンパンとゴミをはたく仕草しぐさをしながらめ息をつくミィと、すまなそうな表情で駆け寄ってきて、手を差し伸べてくれるヒタキ。
 ヒバリはウィンドウの、PTのHP一覧を見て驚き、回復魔法を使ってくれた。


「さて、進むか」

 くっついてきたメイや妹達をうながして歩き出す。ゲーム時間で1週間ここにいられるとしても、時間は有限なので、急いだほうが良いだろう。
 上階への階段を探す途中、ぶよぶよの脂肪しぼうに包まれたオークや、様々な武器で武装したゴブリンに襲われた。
 あの筋肉オークは1体しかいなかったらしく、他のオークはすべてみにくい脂肪で身体を包んでいた。その違いがちょっとだけ気になった。
 階段を見つけ上りはじめると、今までで一番長いようで、5分間上っても出口が見えない。
 ヒタキ先生いわく、密林の木のせい。木が高ければ天井も高いということで、階段もこんな風に伸びたんだろうと。
 なるほど、と俺は頷く。そんな風に楽しく会話をしていると、やがて出口が姿を現した。
 次の階の湿気は酷くないらしく、ヒバリがはしゃいでいる。ただし出口ではしゃいでたら邪魔じゃまだから、早く行きなさい。



【迷宮23階層目】

 23階は砂におおわれたダンジョンらしく、階段を出ると足が砂に少ししずんだ。砂漠さばくのような場所だがあまり暑さは感じられず、俺には快適な気温だと思える。
 一面砂ばかりだが、遠くにオアシスとおぼしき水辺と草の緑が多少見えており、まずはそこを目指すことになった。


「簡単に言うと、ここはサソリ、ライオン、ミミズが出てくる。サソリはスコーピオンって名前で防御力が高く、関節のぎ目を狙わないとほとんど効かない。でも打撃と水魔法が弱点だから、倒すのは問題ない。ライオンはレオンって名前で、ライオンのオスがそのまま大きくなった感じ。攻撃力が高いから、ツグ兄は一撃死の可能性があるから気をつけて。でも、火魔法にしか耐久性たいきゅうせいのない紙防御だからすぐ倒せる。最後はミミズだけど、これが難敵なんてき。名前はワームで、小さいやつでも3メートル、大きいやつだと数十メートルになるらしい。いつもは砂の中にもぐってて、振動を感知して飛び出し獲物を捕食する。攻撃力はあまりないけど、パクッて丸呑まるのみされたら敵わない。気をつけないとダメ。む、私が気をつける。あと体力が物凄ものすごくあるから、倒すのに時間かかるって書いてあった」

 オアシスに向かう最中、ヒタキ先生の魔物講座を聞く俺達。砂に足を取られて結構歩きにくいんだが、どろでぬかるんでいたり、膝まで水にかっていたりするよりはマシだ。
 軽くあたりを見渡すと、遠くに大きな魔物がいた。そろそろレベル的に強い魔物が出てくる階層だからな、気を付けないと。
 オアシスに到着するなり、ヒバリが足装備を解除して水に足をひたした。湧き出ている水は透明とうめいで底まで見通すことができ、軽く手を浸すと冷たくて気持ちが良い。
 濡れているようで濡れていない手をいつもの感覚で振り、俺は木陰こかげに座るヒタキの元へ。
 はしゃぐヒバリには、ミィとメイがお目付役めつけやくで付いているから大丈夫だろう。
 ヒタキの横に立ち、楽しそうなヒバリを見ながら話しかける。


「上に行く階段、見つけるの大変になってきたな」
「ん、でも楽しいから大丈夫。皆と一緒ならなんでも楽しい」
「そっか」

 返答にいやされた俺はぽふぽふとヒタキの頭を撫で、大きく伸びをした。
 さて、もう少し休憩したら探索を開始するか。


     ◆ ◆ ◆


 空には太陽のような球体がかがやいており、天井ははるか上空。
 それも、ワームとかいう数十メートル級の魔物が出るなら仕方ない。階段を上るのに、また時間が掛かりそうだけど。
 そこで不意に以前の記憶がよみがえり、俺は準備万端なヒタキに話しかける。


「そう言えば以前、サンドワームってミミズがいたよな? 名前が似てるし仲間なのか?」
「ん、サンドワームが進化したらワームになる。過酷かこくな生存競争に勝ったあかし。でも、ワームよりサンドワームのほうが強そうな名前なのは、言わない約束」
「なるほど。大人の事情ってやつか」
「ん、大人の事情」

 小さくコクリと頷き、ミニ知識を披露ひろうするヒタキ先生。
 この階は広い砂漠なので、嬉々ききとして黒金の大鉄槌を振り回すメイの横で、俺はゲームの生存競争って怖いな、と感じていた。
 小さいやつは糸ミミズくらいなのに、なにがどうなって数十メートルにまで……俺はそっと考えるのを放棄ほうきした。
 そして、歩き出した皆の後ろをのんびりと歩く。
 何ヶ所もあるオアシスで順々に休息しながら階段を探す、というのが今回の攻略プランだ。
 オアシス付近は魔物の出現率が低いから助かる。貴重な水場なんだから、むしろ魔物の縄張なわばり争いとかありそうだけどな。
 少し豆知識になっちゃうけど、快適な気温の砂漠だが、気を抜くとすぐに給水度が減ってしまう。
 現に俺の給水度は、砂漠に来てまだあまり時間が経っていないのに、もう3分の1も減っている。注意せねば。


「む、進行方向に敵影てきえい2。少し遠いから自信ないけど、多分スコーピオンとレオン。2匹が敵対して戦ってる。これは確か」

 スキル【気配探知】に引っかかったらしく、ヒタキが前方をにらみ立ち止まった。
 この分野に関してヒタキ以上に能力がある者はいないので、彼女が止まるなら俺達も全力で止まっちゃう。頼りにしてるよ、うん。
 とりあえず気付かれない程度まで近付こうと、ゆっくり歩きながら作戦会議を始める妹達。


「スコーピオンは尻尾しっぽ毒針どくばりによる状態異常、尻尾による振り払い、大きなふたつのはさみによる攻撃に注意しなければいけませんわ。レオンは強靭きょうじんな牙と爪を持っておりますの」
「ん、スコーピオンは愚鈍ぐどんで防御力は高いけど、関節がやわらかい。レオンは素早すばやいけど動きが単調。迂回うかいしてけることもできるけど、ちょうど良いから倒す」
「私達が戦う時、めっちゃHP減ってそうだね。ラッキー!」
「めぇめ」

 ミィ、ヒタキ、ヒバリにメイも元気よく応じた。するとヒバリが更に続ける。


「うん、たなぼた棚ぼた……って言ってたら、ツグ兄ぃのぼたもち食べたくなってきた~。今度作ってもらおう! うん」
「めぇ!」

 近付くに連れ、次第に戦闘が間近に感じられ、魔物の大きさに俺は目を見張った。
 一言で言うなら怪獣かいじゅう大戦争。
 スコーピオンは、砂漠では保護色となる茶色っぽい身体で、体長は目測で5メートル。
 レオンはライオンのような立派なたてがみをなびかせており、体長は目測で3メートル。
 それぞれ弩級どきゅうとはいかないまでも、現実では絶対お目に掛かることのない途轍とてつもない巨体だ。あんなのに体当たりされたら、吹き飛ばされるどころではすまないだろう。
 よし。やはりどうにかして可愛い妹達の戦意をいで迂回を……って、む、無理だ。
 彼女達はやる気満々で各々おのおのの武器を構えており、今にも飛び出しそうな勢いだった。
 俺にできるのはオロオロすることだけなんだろうか? せめて魔物を倒しやすくするぐらい、してやれないものか。


「……あ、これはどうだろう?」
「シュシュ?」

 俺は良いことを思いつき、ウィンドウを開いてアイテムらんの項目を押す。
 俺の呟きに反応したリグに軽く笑って応じ、アイテム欄から【グレイヴ】と茶色い文字で書かれた魔法陣の羊皮紙ようひしを2枚取り出す。
 他にも、風の攻撃魔法と合わせて6枚あるのは秘密。って、そんな大それたことじゃないけどね。
 ええと……左右の手に1枚ずつ持って、右手の【グレイヴ】をスコーピオンに、左手の【グレイヴ】をレオンに向ける。
 魔物のお腹あたりで魔法の効果が出現するようにおいのりすれば、あとは簡単。そっとMPを魔法陣に流し込むだけ。
 俺がやる気になった途端、魔法陣が発光して持っていた羊皮紙が消え去った。
 そして目論もくろみ通り、魔物の腹部近くの地面に魔法陣が現れ、土の槍が突き出す。
 その結果……かんっと、とっても軽い音が響いた。
 スコーピオンにはまったく効果がない。レオンにはかすりさえもしなかった。なぜだ。
 魔物達は一瞬動きを止め、周囲を警戒する素振そぶりを見せたが、すぐに戦闘を再開した。
 やる気満々だった妹達が驚いた表情で、ゆっくり俺を振り返る。
 俺はゲームを開始してから初めて攻撃をしたわけで、たとえ失敗したとしても、やることに意味があったと思おう。


「……て、てへ」

 こちらを凝視ぎょうしする妹達に、俺は必殺技の一言を繰り出す。
 できるだけ無表情でやりたかったんだけど、恥ずかしくてほほが熱くなった。どうしてこんなことをやったのかは、自分でもさっぱり分からない。
 リグとメイは首を傾げるのみだが、妹達は口を押さえてブルブル震え、お互いの肩をバシバシ叩いていた。そんなにお兄ちゃん、気持ち悪かったか。反省するから許しておくれ。
 そんなカオスな雰囲気を一変させたのはスコーピオンの雄叫おたけびだった。すぐさま妹達が振り返り、俺も視線を向ける。
 レオンの鋭い爪が、スコーピオンの比較的柔らかな関節部分を引き裂き、腕のひとつを吹き飛ばしていた。血は出ておらず、断面が黒くなっている。
 落とされたスコーピオンの腕はアイテムとなったようで、規定の秒数が経つと消えた。再度くっ付けたりはできないのか。


「よ、よぉし、そろそろ倒し頃になってるはずだから、いっちょ頑張りますか!」
「そ、そうですわね。わたしのこぶしうなりますわ! えぇ、いろいろと!」
「……着眼点ちゃくがんてんは良かった、ツグ兄」

 見るからにボロボロになった2匹の魔物を前に、ヒバリは小さく咳払せきばらいをし、剣と盾を構え直し仕切り直す。同じく、ヒバリの言葉に頷いて拳を握り直すミィ。
 そんな2人を横目に、俺の肩にポンッと手を乗せて慰めてくれるヒタキに、俺は涙を禁じ得ない。いや、泣かないから大丈夫だけど。


 ペット達を見ると、リグもやる気満々になっている。メイは黒金の大鉄槌をかつぎ上げ、今にも走り出さん勢いだ。
 ヒバリとメイがスコーピオンを相手にして、ミィがレオン。ヒタキは戦況を見ながら指示と助太刀すけだちをし、俺とリグは遠いところから、できたら糸をいて阻害そがい
 まぁ、いつも通りの戦法だな。


「いっ、いくさじゃーっ!」

 気の抜けるヒバリの掛け声でこけそうになったが、俺はなけなしの運動神経で体勢を立て直し、小走りで魔物へ向かった。
 レオンの動きは速すぎて、少し指示を間違えると、リグの糸をミィに掛けてしまう可能性がある。なので、何かするにしてもスコーピオン相手のほうが良いだろう。
 味方に攻撃が当たってもなんともないんだが、気が散ってしまいそうだし。
 ミィはどうしてあんなに速く動くレオンについて行けるのか……不思議だ。
 俺とリグはゆっくりスコーピオンの後ろに回り、尻尾が当たらない位置から攻撃する。
 関節部分にリグの糸が絡まると、どんどん動きが鈍くなっていき、思わず嬉しくなった。
 あとでリグ……とメイを撫で回しておこう。最近触れ合いタイムが少ない気がしたからな、うん。
 元々魔物のHPが少なかったこともあり、無事に2匹とも倒すことができた。
 同じ場所に留まっているとワームが寄ってきそうなので、すぐに移動する。
 ワームは獲物が砂の上を歩く振動で場所を知るらしい。
 蜘蛛くもみたいだなと思い、一瞬リグを見たのは内緒だぞ。



【ブラック☆】LATOLI【ロリコン】part4


(主)=ギルマス
(副)=サブマス
(同)=同盟ギルド


 1:プルプルンゼンゼンマン(主)
 ↓見守る会から転載↓

【ここは元気っ子な見習い天使ちゃんと大人しい見習い悪魔ちゃん、生産職で女顔のお兄さんを温かく見守るスレ。となります】

 前スレ埋まったから立ててみた。前スレは検索で。
 やって良いこと『思いの丈を叫ぶ・雑談・全力で愛でる・陰から見守る』
 やって悪いこと『本人特定・過度に接触・騒ぐ・ハラスメント行為・タカり』
 紳士諸君、合言葉はハラスメント一発アウト、だ! 
 ・
 ・
 ・
 579:黄泉の申し子
 >>571うんうん。俺もストーカーキモいとかめっちゃ言われた。でも見守りたいんだから仕方ないよね。


 580:かるぴ酢
 >>571ロリコンに理由もへったくれも無いぞ。なのでなにか言われても、だから? って胸を張るといい。


 581:かなみん(副)
 あ、ロリっ娘ちゃん達インしたよ。
 >>571:うちらはやましいことしてるんじゃないし、そりゃ褒められたことしてはいないけど、きちんと線引きしてるんだから表面だけ見てる人達に何言われても気にしない! ね?


 582:プルプルンゼンゼンマン(主)
 ううむ、ちゃんとしたギルド活動もしてるんだがなぁ……。


 583:わだつみ
 まぁ、気にしないのが一番だと思われ。絶対うちらが上位ギルドと同盟組んだことを、妬んでるだけのやつとかいるもん。


 584:中井
 >>575おれ、くうきのよまなすぎなおまえきらいじゃないよ。だとしてもいちおういうな、空気読め。


 585:夢野かなで
 みんな、ありがとう。弱音吐いてごめん。今度からなに言われても気にしない! だってロリコンだもん!


 586:密林三昧
 >>581報告乙。ロリっ娘ちゃん達、またダンジョンにこもるのかな? 中級はクリアするみたいだし、こもっちゃうんだよなぁ。


 587:棒々鶏(副)
 俺も中級ダンジョンくらいはクリアした方がいいかな。NPCの信用度が段違いだって言うし。


 588:コンパス
 ロリっ娘ちゃん達、ダンジョンの前に食材買い込んで料理か……。お兄さんの手作り料理うらやま。


 589:かなみん(副)
 >>585気にしない気にしない! 私達は同志なんだから、悩み事とか困り事とか一緒に悩んだり困ったりするよ! 1人は皆のために、皆は1人のためじゃーっ!


 590:焼きそば
 リアル魔法使いには、手作り料理は身に沁みる。お兄さんに手渡されたら絶対惚れる。今すぐ結婚しよう。


 591:NINJA(副)
 >>585悩んだ時こそ、人に話すといいでござる。もやもやを溜め込むのは身体に悪いでござるからな。


 592:神鳴り(同)
 やべぇ、みんなめっちゃ優しい。半分が優しさで出来た薬より優しい。涙ちょちょぎれるわ。


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