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第四十一話 水族館で…part5
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「……」
僕は言葉を失った。
横にいる真城さんはまだ気づいていないようだ。
あまり気づかない方がいいと思う人物がいるのだ。その人物とは…
「あ、みさき…」
「あ、みゆき…」
と真城さんとその人物が出会ってしまった。そして、お互いがお互いを見て固まっていた。
そういえば、2人の仲がちょっと険悪になっていたような気がする…大丈夫か?2人会って…
と心配したが、特に問題なかったらしい。2人は自然に話し始めた。
「…もしかして、彼氏!」
とまぁ、これだろうな。
僕のことを見るたび、みんなそういうんだ。でも、悪くない気持ちになる。
「ち、違うよ!ただちょっと…ここに来るまでにちょっと…知り合って…」
と歯切れの悪そうにこれまでの経緯を簡単に話し始めた。
それでも気になるのは、みさきが何でこんな所にいるのかってことだ。
でも、僕が話し始めて、聞くわけにはいかないので、真城さんが聞いてくれるのを待つ。だが…
「それじゃあ、行くね」
と言って、真城さんはこの場を去ろうとする。
「…って、ちょっと待て~!!」
僕は真城さんを止める。
その行動に真城さんもみさきも驚いていた。2人からすれば僕は他人なので、この行動がおかしいんだろうな。
それでも、ここはひけない…
と思っていると…
まじで!
先ほどまで近くにいたはずのみさきの姿が消えていた。
だが、真城さんは僕の方を見ていた。
まずい、言おうと思っていたことが言えなくなってる!
みさき…お前いったい…
どこへ行ってしまったんだ…
なぜか気まずい雰囲気になってしまった、僕と真城さんは見つめ合いながら…
「そろそろ、昼ごはんでも食べに行こうか」
と僕は話をそらして、昼食に向かうことにした…
僕は言葉を失った。
横にいる真城さんはまだ気づいていないようだ。
あまり気づかない方がいいと思う人物がいるのだ。その人物とは…
「あ、みさき…」
「あ、みゆき…」
と真城さんとその人物が出会ってしまった。そして、お互いがお互いを見て固まっていた。
そういえば、2人の仲がちょっと険悪になっていたような気がする…大丈夫か?2人会って…
と心配したが、特に問題なかったらしい。2人は自然に話し始めた。
「…もしかして、彼氏!」
とまぁ、これだろうな。
僕のことを見るたび、みんなそういうんだ。でも、悪くない気持ちになる。
「ち、違うよ!ただちょっと…ここに来るまでにちょっと…知り合って…」
と歯切れの悪そうにこれまでの経緯を簡単に話し始めた。
それでも気になるのは、みさきが何でこんな所にいるのかってことだ。
でも、僕が話し始めて、聞くわけにはいかないので、真城さんが聞いてくれるのを待つ。だが…
「それじゃあ、行くね」
と言って、真城さんはこの場を去ろうとする。
「…って、ちょっと待て~!!」
僕は真城さんを止める。
その行動に真城さんもみさきも驚いていた。2人からすれば僕は他人なので、この行動がおかしいんだろうな。
それでも、ここはひけない…
と思っていると…
まじで!
先ほどまで近くにいたはずのみさきの姿が消えていた。
だが、真城さんは僕の方を見ていた。
まずい、言おうと思っていたことが言えなくなってる!
みさき…お前いったい…
どこへ行ってしまったんだ…
なぜか気まずい雰囲気になってしまった、僕と真城さんは見つめ合いながら…
「そろそろ、昼ごはんでも食べに行こうか」
と僕は話をそらして、昼食に向かうことにした…
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