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12巻
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「それで、まずは人目につかない場所に移して、ラスターに整備してもらおうと思ってる」
場所を変え、シンはザジたちとセルシュトースをどうするか話していた。彼らはリエルノたちとの話し合いに口を挟むことはなかった。
「シン殿、無理を承知で言わせていただきたい。セルシュトースのことは、俺たちに任せてもらいたい」
セルシュトースの管理について、ザジはシンよりも先に提案してきた。
管理権限は、ザジたちよりもシンのほうが上だ。シンが許可しないと、ザジたちにはセルシュトースを動かすことはできない。
ザジの後ろでは、ケリトリやベル、シェルといったサポートキャラたちが、必死に目で訴えてきていた。
「安心してくれ。もともと、俺もザジたちに任せるつもりだったんだ。ここは、クックのギルドハウスだしな。お前たちなら、変なことはしないだろうし」
「ありがとうございます」
真剣な表情を崩さずに、ザジは軽く頭を下げた。同じように、ケリトリたちも頭を下げる。
シンの許可が出たことで、ザジたちでもセルシュトースを操作できるようになった。
さっそく時雨屋とセルシュトースを行き来可能にするつもりのようで、4人は操作室へと向かった。
「さて、俺はセルシュトースのチェックをしてくる。皆はどうする?」
「我は修理や整備のための技術を習得していないのでな。ジェスタの葬儀の準備を手伝ってくるとしよう」
「あたしもシュバイドと同じね。生産系はあんまりだし」
シンの問いに、シュバイドとフィルマはそろって答えた。
ジラートもそうだったが、シンのサポートキャラのうち前衛組は戦闘特化で、生産に必要な技能はほとんど習得していなかった。
職業柄解体や簡単な料理はできたが、セルシュトースのような大型の設備に手を出すのは不可能だ。
「私も葬儀の準備に回るわ」
ティエラもシュバイドたちについていくようだ。巫女としての能力が戻ったらしく、手伝えることもあるだろうとのことだった。
「私はシンのお手伝いをします」
錬金術の心得もあるので、シュニーは助手をしてくれるらしい。
「くぅ、見学希望」
子狐モードのまま、ユズハはシンの肩に乗る。
「じゃあ、決まりだな」
シュニーとユズハを伴い、シンはさっそくセルシュトースの機関部へと向かった。セルシュトースを動かすとなれば、とにもかくにもここをチェックしなければならない。
機関部は鍛冶、錬金術、魔術の集合体。この部分に関しては、シンとヘカテーが協力して仕上げたところなので、仕組みも整備の仕方も十分理解している。
「いつ見ても、すごいですね」
「くぅ、すごい魔力」
いくつかの部屋を経由し、シンたちは機関部のさらに奥、セルシュトースの動力源のある部屋に来た。
部屋の中心には3メルほどの透明な丸い容器が、上下を4つのアームによって支えられている。
容器の中は白に近いクリーム色の光で満ちており、時折、内部でオーロラのような光が発生している。
「色合いに変化はなし。どこか傷んでる感じもないな」
ゲーム時の知識を総動員して、シンは各部のチェックを始めた。
ギルドハウスの機関部は基本的にメンテナンスフリーだが、さすがに500年放置したとなると心配になる。
シュニーにも気になったところがあれば言うように告げ、シンは部屋の中を見て回った。
「不思議な、光」
「大きめの『界の雫』を使ってるからな。半永久機関っていうのが、俺たちの触れ込みだ。まあ、実際に試したわけじゃないけどな」
動力源から発せられる光は、直視しても目に負担がかからないほど優しい色合いだ。
時々現れる七色の光とも相まって、見た目だけなら巨大なセルシュトースの動力源だとは誰も思わないだろう。
ユズハは気に入ったようで、子供のように見入っている。
「問題なさそうだな。次に進もう。ほれ、ユズハもいくぞ」
どこにも異常がないことを確認して、シンは各部の点検を手早く済ませていく。
場所によっては交換や整備が必要だったので、簡単なところはシュニーに任せ、一定以上の知識や技術が必要な部分をシンが片付けていった。
作業を終えて外に出ると、広場のように開けた場所に、長さ2メルはある木を、六角形になるように交互に重ねた木組みが出現していた。
それを見てシンはキャンプファイヤーを連想したが、左右に銛が突き立てられ、さらに木組みを囲むように飾りが配置されていたので、すぐに呪術的なものだとわかった。
たまたま近くを通りかかった魚人のマーシルに話を聞くと、木とともに遺体を燃やし、魂を天に、肉体を海に還すのだという。
そのあたりは、ザジの言っていたバルバトスの流儀と同じだった。
「葬儀は明日行う予定だ。何か、ともに燃やすものなどがあれば言ってほしい」
可燃物に限るが、生前の好物や愛用していた持ち物なども一緒に燃やすらしい。
そういうことは自分よりザジやケリトリのほうが詳しいだろうと答えると、ザジたちにもすでに伝えてある、と返ってきた。
翌日、晴れ渡った空の下、厳粛な雰囲気の中で葬儀が始まった。
民族衣装のようなものを着たリエルノとアルノが、勢いよく燃える炎の前で、シンたちには理解できない言葉を紡ぐ。
意味こそわからなかったが、雰囲気からなんとなく、死者の冥福を祈っているような気がした。
時間を計算して組んでいたのか、リエルノとアルノが口を閉じるのとほぼ同時に、積まれていた木が燃え落ちる。
そこへ、2人のそばに控えていたティエラが水をかけた。
火が消え、代わりに白煙がもうもうと立ちのぼる。
その様子を、誰もが黙って見上げていた。
しばらくして煙が収まると、リエルノとアルノが魔術を使う。水術によって生じた水が焼け跡を包み、海面へと移動していく。
そして、灰は海水に溶け、焼け残った木々は沈んでいった。
最後にリエルノが何かを言って、葬儀は終わりを告げた。
†
「では、セルシュトースを移動させて、その空きスペースに住居を設置しますね」
ジェスタの葬儀後、シンたちはさっそくセルシュトースを動かすことにした。
シンが結界の代替品や住居を提供するとあって、セルシュトースを返還することにはさほど反対意見もなかったらしい。
「もっと反対されるかと思ったけど」
「ハイヒューマンを相手に反対意見を言える者など、ここにはいないですよ。マーシルがまともに戦うことすらできなかったことも伝わってますし」
「あー……暴力的なのはまずかったですかね?」
「いえ、シン様の力を知らしめるには、ちょうどよかったと思います。マーシルはこの集落で敵なしですから、そんな彼が圧倒されたとなれば、納得せざるを得ないでしょう。いくら拠り所にしていようと、セルシュトースの持ち主を敵に回すことの恐ろしさくらい理解できるでしょうし」
「あれ? 脅してるみたいに聞こえるんですけど……」
シンにそのつもりはなかったのだが、アルノの話を聞くと、強要しているようにも聞こえる。
マーシルとの初邂逅のときはかなり不穏な気配をばら撒いてしまったらしいので、否定するのも難しいのだが。
「さしたる理由もないのに反対するような人には、そのくらいでいいのです。セルシュトースは一時的に貸し与えられていたもの。結果だけを見れば、我々が一方的に利を得ていただけです。それを忘れてしまっているのですから、少しお灸を据えてもいいくらいだと思います。持ち主が返せと言うなら返すのが道理。それに、我々が直面していた危機を解決していただいたのですから、恩を仇で返すなど言語道断です!」
マーシルのようにセルシュトースがなくなったら後がない、というような状況ならともかく、問題が解決しつつある現状で反発する理由はないというのが、アルノの主張だった。代わりの結界や住居も提供するとシンが言っているのに、何が不満なのかと口を尖らせている。
実際のところ、人魚たちがセルシュトースに何かできたわけでもない。ジェスタから頼まれていたことも、管理というより監視の意味合いが強かった。
結界自体はセルシュトースの魔力で維持されている。結界が破られた場合に限り、セルシュトースで逃げられるようになっていたらしい。
今でも問題なく結界が維持されていることから、ジェスタが人魚たちと会わず無人のままだったとしても、シンたちが来るまで瘴気を抑え続けた可能性は高かった。
「まあ、頭でわかっていても、つい反発してしまうこともあるでしょう」
理屈では納得していても感情はそうはいかない。シンもそういう経験があるだけに、仕方ないなと思うにとどめた。
ブリッジに着くと、結界や自浄機能の維持など活動を最小限に抑える省エネモードから、航行のための高出力モードへと機関部を移行する。
500年越しの出航に、セルシュトースの船体がわずかに震えた。
念のため周囲に人魚たちがいないことを確認し、シンはセルシュトースを動かす。
岩礁に乗り上げていたセルシュトースの船体が、シンの出航の声とともに浮き上がり、ゆっくりと海面に移動して着水した。
海のステージでは、岩礁に乗り上げて動けなくなってしまうことも珍しくなかったので、ゲーム時代は極短時間の浮遊機能が、船の大小にかかわらず取り付けられていた。
セルシュトースのレベルになると、1時間近く、陸の上も航行可能だ。
それを見たプレイヤーが飛空船を作ろうとした、なんて話もある。
「じゃあ、さっそく住居を作りますか」
セルシュトースをどけたスペースに、建築家のスキルを使ってプレハブ小屋を作っていくシン。
もう少し住みやすいタイプも作製可能だったが、リエルノに確認してもらうと、十分だと言われた。
それに、これから徐々にとはいえ、バルバトスへ移住していくことになるのだ。
30分とかからずに新しい家が出来たことに、人魚、魚人問わず驚いていたが、不満の声は上がらなかった。もともとが海の中で暮らし、場合によっては頻繁に移動する種族ゆえだろう。
引越しはシンが驚くほど早く終わり、今度はセルシュトースを隠す場所を探すことにした。
「今のところ、航行に問題はなさそうだな。不具合が砲塔だけなのはラッキーだった」
ブリッジでクウェイン海域やその周辺の地図を見ながら、シンはポツリと言った。
シンたちがいるので、セルシュトースに攻撃能力がなくても問題はない。機関部に問題があるほうが厄介だった。
ジェスタが瘴気を封印する形にしたのは、セルシュトースの攻撃能力低下によって、瘴気の影響を受けたモンスターを撃退できるかわからなかったからではないか、とシンは考えている。
セルシュトースは強力な兵器だが、例外を除けば基本的にギルド同士の戦いでしか武装を使えない。
ゲーム時代は、イシュカーをはじめとしたダンジョンのボスとギルドハウスで戦うなんてことはできなかったのだ。
しかし、今は違う。
かつてシンがスカルフェイス・ロードと戦った『亡霊平原』のように、地下にあるはずのダンジョンが地上に出現するなんてこともある。ダンジョンボスが地上に出てくる可能性も0ではなかった。
戦い方次第でイシュカーすら封殺できるだろうセルシュトースも、主砲、副砲などのメイン武装に不具合が出ている現状では、最悪撃沈されるかもしれない。
ジェスタはそれらのことを踏まえ、瘴気を封じ込めることにしたのだろう。
「このあたりでセルシュトースを隠せるような場所は……ここだな」
データベースに保存されていたマップを見て、シンは見当をつけた。
巨大な岩の塊が海から突き出している場所があるらしい。データが正しければ、セルシュトースのサイズでも隠すことができる。
実際に行ってみると、十分な大きさの岩がデンッと存在を主張していた。建築スキルと土術のスキルを組み合わせ、岩を刳り貫き補強し、セルシュトースを中に入れて隠す。
さらに結晶石に結界と幻影のスキルを付与し、周囲に結界を張ると同時に周囲と同化する幻影を見せて、岩が発見されないようにする。
万が一近づかれたときのために、それとわからずに迂回するよう、人、モンスター避けのスキルを付与した結晶石も用意した。
セルシュトースから魔力を供給するようにすれば、効果は半永久だ。
「時々思うのですが、シン殿は鍛冶以外にも生産系のスキルを修めていますが、そちらは窮めようとは思わなかったのですか?」
セルシュトースの隠れ蓑の準備が終わって一息ついていたシンに、ザジが尋ねてきた。
ザジの言う通り、やろうと思えば建築や農業など、もうひとつかふたつは鍛冶と同レベルに持っていけた可能性がある。
「鍛冶を窮めた時点で、錬金術とか被ってる部分はかなりのレベルなんだけどな。別に話し合ったわけじゃないけど、俺たちは基本的に他のやつが窮めようとしてる分野には手を出さなかったんだ。そりゃ、自分の専門分野を窮める過程で修める必要のあるものには手を出してるけどさ」
生産なら何でもござれ。それはある種の憧れだが、どうにも他人と被るのがイヤだったのだ。
『六天』全員の方向性がずれていたのはまったくの偶然で、これまた全員が同じような考えを持っていたのも偶然である。
実際、その手の話は『六天』内でも雑談に混じって出たことがあった。
「あとは、どのあたりまでスキルを育てるかはそいつ次第って感じだ。俺の場合、鍛冶との兼ね合いでヘカテーが専門の錬金術にかなり手を出してるけど、クックの農業とか、レードの人形作りとかは、知識は別にしてレベルは素人とあまり変わらないし」
単純なスキルレベルだけなら、農業などはⅡで止まっている。
「でも、なんでそんなことを聞くんだ?」
「『六天』の皆様が全員で協力すれば、生産を網羅するというのも夢ではなかったのではないかと、そんなことを考えただけです。我が主には聞くことができなかったので」
「……そうか」
本来なら、そんな些細なこともクックに聞きたかったんだろうな、とシンは思った。
ゲームだったときはできなかった、自らの意思を主に伝える行為。それは、サポートキャラクターにとってある種の夢なのだろう。
シュニーやジラートなど、自身のサポートキャラと過ごしてきたシンには、そんな風に思えた。
セルシュトースを隠し、転移ポイントを設置し終えると、シンたちは魔導船舶に乗り込みバルバトスへ戻った。
ジグマたちにいつ戻るかわからないと告げてあるので、港の近くまで【隠蔽】で船の姿を隠しながら近づき、そこから海を泳いでバルバトスに上陸する。船はシンのアイテムボックスの中だ。
陸に上がるときも姿を消しているので、誰かに見咎められることもない。
最初に向かうのは時雨屋だ。
「どこに設置する?」
「従業員専用の部屋が奥にいくつかあります。専用の部屋を用意しましょう」
ケリトリの案内で時雨屋の奥、住居も兼ねたスペースに入る。
部屋のひとつに転移ポイントを設置し、セルシュトースに設置した転移ポイントとつなげた。
これで、時雨屋から直接セルシュトースへ転移することができる。
「あとは部屋に魔力を使ったロックをかけてっと」
月の祠の倉庫にも使われている特殊な鍵で施錠し、開けられる者をシンと『六天』の各サポートキャラに設定する。これで他の誰も進入不可能だ。
「何から何まで、ありがとうございます」
「たいした手間じゃない。それに、これでひとつ、肩の荷が降りたよ」
行方不明だったギルドハウスを見つけ、確保できたのは僥倖だった。
加えて、あちこち移動するシンたちが管理するのも難しいので、ケリトリたちの申し出は渡りに船だったのだ。
さすがにこの後どこかへ行く気にはなれなかったので、時雨屋で夕食をご馳走になり、出発前に利用していた宿に泊まった。
翌日、シンたちは各自自由行動となった。
シンはクウェイン海域から戻ってきた旨をギルドに報告しに行かなければならないが、それ以外のメンバーに緊急の用事はない。
アルノはすでにギルドに戻っているはずなので、口裏を合わせて、これといって目新しい発見はなかったと報告する予定だ。
「じゃあ、何か緊急の用事があったら心話で連絡してくれ」
「わかりました」
宿を出て1人、シンはギルドへの道を歩く。連れはシンの肩でボーッとしているユズハだけだ。
シュニーだけはついてきそうな気がしていたが、予想に反して、今後の移動に備えて食材を見て回りたいということで別行動だ。
他の3人。シュバイド、フィルマ、ティエラは、セルシュトースで訓練をすると言っていた。
シュバイドとフィルマが教官役となり、ティエラの戦闘訓練をするようだ。おそらく、ティエラがボロボロになって帰ってくることだろう。
「そういえば、単独行動っていうのも久しぶりだな」
思い返すと、大抵は誰かと一緒に行動している。
今もユズハがいるが、プレイヤーにとってはパートナーモンスターは主とセットという認識だ。なので、シンにとってもソロ行動中という認識だった。
「さて、アルノさんはっと」
ギルドハウスについたシンは、受付にアルノの姿を探した。
「……いないな」
転移があるので先に来ていると思っていたのだが、シンの予想に反して受付にアルノの姿はなかった。
出直すのも面倒なので、空いている受付に向かう。シンの記憶が確かなら、アルノと初めて会ったときに隣で受付をしていた女性が出迎えてくれた。セミロングの茶髪の上で獣耳が存在を主張しているので、ビーストで間違いない。
「すみません。クウェイン海域に行ってきたので、その報告に来たんですけど」
「クウェイン海域ですか? ああ、アルノが担当していた方ですね。アルノは本日、休暇をいただいているので、私が代わりに承ります」
シンは案内されるままに個室に向かい、あらかじめ決めていた内容を話した。
「なるほど、クウェイン海域の浅い場所を、出入りされたんですね。そういうことなら、戻ってこれたのも納得です。他には何か気づいたことはありませんか?」
うんうんとうなずく受付嬢。ミゼットと名乗った彼女はアルノの同期で、仲もいいらしい。
「いえ、これといっては。雨も風も波も想像以上で、奥に進むなんてとてもできませんでしたよ。命あっての物種なので、無理はせず戻ってきました」
「いい心がけだと思います。ところで、少し話は変わるのですが、アルノと何かありましたか?」
何のことかとシンが問えば、船の確認をして戻った後、妙にそわそわしていたそうだ。
受付嬢の中には、危険な香りのする冒険者に惹かれる者もいるらしく、まさかアルノもか! と少し心配していたのだとか。
とくに何もないとシンが言うと、数秒ほどじっと見つめられる。何か隠しているのを察したのかもしれない。
さて、どうしたものかとシンが考え始めたところで、ユズハが鳴く。
『お腹空いた』
「退屈させてしまったようですね。クウェイン海域の情報はこちらもほとんど得られていませんので、また何か思い出したことがあれば、ご報告いただけると助かります。また、再度探索に行かれる際は、もう一度申請が必要になりますのでお気をつけください。でないと、巡回している警備に捕縛されてしまいますので」
ユズハの言葉はシンにしか届いていない。ミゼットはユズハが鳴いたのを、シンを急かしていると判断したようだ。
どうやら、愛玩動物として人気のある小型の狐タイプのモンスターか、成体になっていない子狐型モンスターを連れていると思われているらしい。
応援ありがとうございます!
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