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ー 守りたい。ただそれだけ……それだけだった ー
【劫火鬼】
それは、この世の万物全てを焼き尽くす者。
人々から恐れられ、憎まれ、死を望まれてきた。
だがその正体は、かつて未来を夢見た若き少年だった。
彼を知る者は、みな口を揃えてこう呟く。
「なぜ彼は、堕ちてしまったのか……」と。
世が彼を拒む中、とある1人の青年だけは違った。
「たとえ世間が許さなくても、私は彼の傍にいたい」
全ての始まりは、2人の少年の出会いだった。
正反対、ぶつかってばかり、でも二人でひとつ。
淡くて、青くて、未熟で、どこか甘くて。
違えてしまった道を再び重ねるために、青年は1人立ち上がる。
ただもう一度、彼と生きたい。
文字数 6,368
最終更新日 2026.05.01
登録日 2026.04.27
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