三万の軍を相手にする必要はない。
落とすのは、一人でいい。
大手企業の営業部長・神崎涼(40歳)は、ある日突然、滅亡寸前の小国へと召喚される。
敵は大国ヴァルグラント帝国――兵力三万。対する王国はわずか五千。
誰もが敗北を確信する中、涼は言い放つ。
「勝つ必要はありません。負けなければいい」
剣も魔法も使えない。
だが彼には「営業」という武器があった。
情報を操り、戦場そのものを“売る”。
剣ではなく交渉と心理で決着していく。
これは――
戦わずして勝つ男が、国を“売って”大国へと導く物語。
文字数 6,811
最終更新日 2026.03.24
登録日 2026.03.21