木村 正広

木村 正広

新星の如く現れなかった方の新人。僅か1ヶ月で書籍化されたりしていない、 映画化されたりしていないなど、凡愚な才能の片鱗を見せる。
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 今年45歳になったばかりの東 拓郎。会社ではそれなりの地位に就き、部長という肩書きだった。  しかし家では、嫁や娘には「汚物」扱いされ、毎週土曜日の夜に暇さえあれば居酒屋へと通っていた。  この日は嫁と大喧嘩をし、特に虫の居所が悪かった為、何件も何件もはしご酒をし、いつも以上の大酒を喰らっていた。  しかし気がつくとそこはいつもとは違う雰囲気の居酒屋。いや、そこは居酒屋などではなく、ゲームの世界ではよくある、いわゆる「酒場」だった。  こうして東 拓郎は、RPGの世界で「酔っ払いのタクロー」として生きることになるのである。
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小説 183,865 位 / 183,865件 ファンタジー 42,099 位 / 42,099件
文字数 1,486 最終更新日 2016.05.17 登録日 2016.05.17
近年、先進国の至る所で増加を見せる一方の若者達による残虐な犯罪。 21世紀も半ばに差しかかった頃、思いもよらぬことが判明した。 不可解な事件や凶悪犯罪者の増加は、実は長年にわたり、何者かの手で意図的に仕組まれたものだったのだ。 この何者かによる凶悪な手口は、動画サイトなどを用いたものだと思われていたが、ある事件をきっかけに、人々に更なる悪夢を見せることとなる。 日増しに狂人化する若者達の増加に、歯止めをかけることに失敗した各国は、史上最悪の大混乱に陥った。 そんな中、日本政府も独自の対策機関を設け、適性のある優秀な人材を集めはじめたのだが…
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文字数 6,919 最終更新日 2016.05.17 登録日 2016.05.14
 中学生になってから引っ越してきたしょうたは学校生活にうまく馴染めずにいた。  両親は、しょうたが話をしようとしても言いたい事を言うだけで、結局しょうたの話を聞いてくれなかった。  良い事も悪い事も、話す相手もなく感情のやり場さえないしょうたは、次第に自由な時間はひとりで過ごすようになった。  一方、この街には数ヶ月前にやってきたひとりの中年の男がいた。この街にやってきてから最初の頃は、なんとか生活をやり繰りをしていたようだが、職場をクビになり、新しい職にもありつけず、やがて家賃を払えなくなった為にアパートも追い出された。  行き場もなく、今はいわゆるホームレスの生活を送っていた。  ふたりとも、ひとりぼっちだった。  家族とは何か、愛とは何か、人生とは何か。  このふたりのそれぞれの視点から、描いていく物語。
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小説 183,865 位 / 183,865件 現代文学 7,764 位 / 7,764件
文字数 3,486 最終更新日 2016.05.15 登録日 2016.05.15
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