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「リズリー、あんたに呪いをかけてあげる。誰からも愛されず、関わった人物全員に嫌われる、そんな素敵な呪いをね?」
リズリー・ラグナムは、魔術師を支える術式絵師として活躍していた。
だがある日、仲が良かったはずの姉に最悪の呪いをかけられた。それを境に両親や使用人たちには嫌われ、仕事仲間からは蔑まされる日々。
呪いを解こうにも叶わず、大好きな術式絵師の仕事まで奪われようとしていた。
「俺はこの世でもっとも呪いが嫌いだ。だから解呪に協力してやる」
しかし、突然『悪逆公爵』と呼ばれるルカに手を差し伸べられ、リズリーは彼の屋敷で世話になることに。
更に、ひょんなことからルカの『かりそめの婚約者』となったリズリーは、ルカとの仲を深めていく一方で、信じられない呪いの真相を解き明かすことになり──?
これは大好きな姉から誰からも愛されなくなる呪いをかけられたリズリーが、かりそめの婚約者であるルカと解呪の研究に挑みながら、恋をしたり、溺愛されたりするお話です。
小説家になろう様でも掲載しております。
文字数 13,053
最終更新日 2024.05.04
登録日 2024.05.03
王女の専属護衛騎士を務める伯爵令嬢のセレーナは、婚約者であるデビットに婚約破棄を迫られていた。
どうやら、セレーナが護衛対象である王女を虐めたことが原因らしいが、そんなことは事実無根だ。
「セレーナ! お待たせ! 愛してるわ!」「セレーナ待たせたね。証拠は揃ってるから安心して」
結果的に、この婚約破棄事件を救ってくれたのは、護衛対象の王女キャロルと、その兄王子のフィクスだった。
どうやら、この兄妹、大好きなセレーナのためにとある『作戦』を実行していたようで──?
そんな兄妹に恩返しをするため、セレーナはキャロルには一生護衛騎士を務めることを誓い、フィクスには『仮初の婚約者』になると誓う。
あれ?仮初の婚約者のはずなのに、どうしてこんなに大切にされるのだろう?
これは、真面目で恋愛事に超鈍感なセレーナが、フィクスに徐々に惹かれて恋を知り……ついでにキャロルや実兄にも溺愛されるお話です。
◇ザマァありです。
◇一部流血表現もあります。
小説家になろう様とカクヨム様でも掲載しています。(小説家になろう様が先行です)
文字数 117,825
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.12.16
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