『水生み』の能力を使い、街の治水に務めることがアドリアの責務だったが、素質が高過ぎる為に体調を崩すようになっていた。
アドリアの体調を案じた周囲が水生み専門の医者であるミトスを連れて来るが、彼は無理矢理故郷に連れ戻されていた。
「今の私にそれだけの力はないけれど、いつか絶対に帰すから」
ミトスにそう誓う一方で、ミトス側から保護の為に自分を伴侶にして欲しいと言い出されてーー
役割の定められた世界。
偽りの恋仲から本物の愛が生まれる話。
文字数 967
最終更新日 2026.07.09
登録日 2026.07.09