湖山山島(こやまさんとう)で漁師の息子として育った鼓原 唯一(つづみはら ゆいち)は、嵐の日にただ一人流される。
辿り着いたのは、文明から遠く離れた小さな島――ななく島。
星を見上げて暮らす青年・ゆねと出会い、唯一はこれまで知らなかった“海との向き合い方”を知る。
やがて二人は島を出て、より大きな世界へ。
光に満ちた街、便利な道具、尽きない選択肢。
だがそれは、本当に「豊かさ」なのか。
文明を知った少年は、何を選ぶのか。
文字数 12,552
最終更新日 2026.03.06
登録日 2026.02.28