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伊賀国、霧深い山々の影に彼らはいた。
狼と共に生き、狼と共に死す。
名を、黒峰。
代々、日ノ本の影から生き続けてきた狼たちである。
そして、一人の狼が山を下りる時、戦国の世は終焉へ向かい始める。
戦国という時代で犠牲となる定めを背負いながら、狼たちは抗い続ける。
これは、名も残らぬ狼たちの物語。
主な登場人物
黒峰景狼:「黒峰党」次期党首。
玲:景狼の妹
黒峰景秀:「黒峰党」現当主。景狼の父。
珠洲:景狼玲の母。景秀の妻。
多羅尾冴:甲賀の国人、多羅尾光俊の娘。
柘植三郎左衛門:伊賀惣国のメンバー。
柘植新八:三郎左衛門の子。通称、下柘植の大猿。
百地三太夫:伊賀惣国のメンバー。
藤林長門守:伊賀惣国のメンバー。
沢村一学:伊賀惣国のメンバー。
澄海:平楽寺住職。
柳生新左衛門:柳生家当主。諱は宗厳。
鍋:新左衛門の妻。
柳生新次郎:新左衛門の子。諱は厳勝。
栄厳:柳生家先代当主。新左衛門の父。諱は家厳。
文字数 20,523
最終更新日 2026.07.18
登録日 2026.07.17
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