海月いおり

海月いおり

物書きと絵描き。『好きなものを、好きなように!』
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BL 完結 長編
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居眠りの罰で、美術室の掃除を命じられた白浜は、そこで無口な美術部員の南条と出会う。 誰にも気を取られずに筆を走らせるその横顔に、なぜか胸がざわついた。 ——なんで、俺のこと見ないんだろう。 明るく振る舞い、誰とでも仲良くやれるはずの白浜は、南条にだけ通じない距離に戸惑っていく。 最初は「ちょっと気になる」だけだった。 けれどそれが、担任教師の言葉が引き金となり、その気持ちは〝ただの興味〟じゃないと気づいてしまう。 それでも、南条は相変わらずマイペースで……。 放課後の光の中で、ゆっくりと近づいていくふたりの心。 誰にも言えない恋が、静かに動き出す。 ——この想いに、名前をつけてしまえば、きっともう戻れない。 これは、〝放課後の君〟に恋をした高校最後の1年間。 甘くて、眩しくて、一生忘れられない、恋と友情と青春の物語。 ❀┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❀ 白浜 樹(しらはま いつき) 高校3年生 × 南条 陽生(なんじょう はるき) 高校3年生・美術部 ❀┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈❀
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文字数 81,254 最終更新日 2025.08.24 登録日 2025.08.04
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