ダゼッ・イシカワ

ダゼッ・イシカワ

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ファンタジー 連載中 長編
主人公の河石多環也、独身。オッサン。ひとり暮らし。 祖父母の家は、古い寺だった。 子どもの頃、そこには何かがいた気がする。 誰かに見られていたような、呼ばれていたような、けれど大人になるにつれて忘れてしまった記憶。 そんな彼の部屋に、ある日突然、三人の少女が現れる。 紫稀凛音(しきりおん) 香乃宮柚灯(かのみやゆら) 空鈴透星(そらすずとあ) まるで二次元から抜け出してきたような三姉妹は、初対面の河石に向かって、当然のように告げた。 「今日から、あなたは私たちのぱぱりんです」 意味がわからない。 なのに、なぜか懐かしい。 静かだった部屋には声が増え、ひとり分だった食卓には四人分の気配が生まれていく。 けれど彼女たちは、ただの居候ではない。 そしてこの家族認定は、ただの偶然でもない。 古い寺に残された記憶か。 名前を呼ばれなかった誰かの祈りなのか。 モノクロだった男の人生に、三人の娘たちが色を灯していく。 これは、人生の途中で突然家族を渡されたオッサンの、少し不思議でやさしい再生の物
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文字数 10,012 最終更新日 2026.04.26 登録日 2026.04.25
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