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SF 連載中 ショートショート
「.......なあ、なんで出てくんだよ 教えてくれたって良いじゃんか」 「そうだよ.....私の事嫌いになった?」 「違うよ美空、.....悪い大地、それは教えられ無い」 「あっそうかよ、勝手に出てけ‼︎」 「......2人共、待っててくれな」 「ねぇ嫌、行かないでお兄ちゃん.....」 ....バタンッ 「....美空ほっとけあんな奴」 「そんなぁ.......」 .......一年前から変な夢を見始めた 鳥が空に飛んでったら雲の上に人がいっぱい立ってたり、 海底に人が横たわってたり..... ただ、その夢を見始めたのが地獄の始まりだった 鳥の夢の2日後、親友だった鳳が事故で死んじまった 海底の夢の3日後、従兄妹の海音が海で溺れて死んじまった しかも、全部俺の目の前で..... そのあと、夢を見た日は誰とも関わら無い様にしていた すると不思議なことだが、何も起きないのだ.... 「にしてもなぁ.....今日のはマジで嫌な予感がする」 空が夕焼けに染まり、赤土の大地が地震を起こすと、一気に空と地面が近づき、何も無い暗闇に包まれた そして空に、暁月のみが浮かんでいる夢 「まあ、スマホと金さえあればどうにか.....あっ....財布忘れた」 まずい、今更帰る訳にはいかねぇし....大学も休講中で誰にも会えねぇし....どうしたもんかなぁ......... 「何こんな所で頭抱えてんの?」 「あっ、月火.......」 コイツは月火、今俺と付き合っている 「どうせ訳ありなんでしょ、家来る?」 しょうがない、お邪魔させてもらおう.... 〜家〜 俺は月火に今日の夢の事を話した 今までの事は話していたこともあって、月火は直ぐ理解してくれた 「......で、自分が側にいると2人に何か起きると思って?」 「そう、......どう考えてもあれはあいつらが対象な気がする ただ、他が分かんねぇ....」 「とりあえず、4日ぐらい泊まってけば?多分そのぐらいで夢の影響も消えてると思うし」 「そうだな、じゃ遠慮なく」
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文字数 827 最終更新日 2022.11.01 登録日 2022.11.01
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