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大地の消失、文明の消失、時空の消失────。
世界の全てを消し去らんとする''終末''は、遂にヴェスペライアと呼ばれる地を残すのみとなった。
かつて世界を覆っていた文明の叡智がこの地に集った時、残された人類はある真実に直面する。
我々は、この世界は、正しい歴史に選ばれなかった。
故に、正しい世界にあるべきでない様々な呪いを引き受け、それらと心中する運命なのだと。
自分達はこれから、ただ無かった事にされる。 そんな無機質な運命の裁定に怒り、抗おうと決めた者達が居た。
たとえ、運命がその先を描く気が無かったとしても。
文字数 8,441
最終更新日 2026.04.20
登録日 2026.04.20
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