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青年、出雲宗近は西暦2018年に自宅で首を吊って自害した。残された遺書には「疲れた、楽になりたい」とかかれてあった··· しかし彼は死んでいなかった。いや死なさせてもらえなかった。 異世界へ飛ばされ、言葉も通じず、身なりも不自然。だがそんな宗近を優しく向かい入れてくれた辺境の村人達。 しかし賊たちが襲いかかり村は数分のうちに滅んでしまう。 逃げ出そうとする宗近、しかし一宿一飯の恩義を返すべく、盗賊達を仇討ちすることに決める。 握ったこともない金属製西洋風両刃剣の柄を握りしめ、今持たざる者の戦いが始まろうしていた······
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文字数 4,042 最終更新日 2018.04.10 登録日 2018.04.09
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