たゆな

たゆな

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恋愛 連載中 長編 R15
 約五年程前、とてつもない大災害がある街を襲った。街の資金源であった付近のダンジョンから、大量の魔物が突如として押し寄せてきたのだ。  それにより、数多の冒険者ギルドが……名のある冒険者が集結しているのにも関わらず、そのほとんどが壊滅してしまう。だが、それに対抗する事が出来る程の力を持った……ある女冒険者が居た。  その女冒険者は、己の身を限界まで削り……なんとか魔物の軍勢を殲滅する事に成功する。しかし、この様な大災害がまたいつ起こるか分からない……女冒険者はその原因を探る為、一人ダンジョンの奥深くへと足を踏み入れた。  ──そして現在。 「ふぅ……いやぁ〜やっと出れたねぇ〜!」  五年前の大災害を乗り越え、活気溢れる街へと戻った……中央都市『エリアルム』 「スッゴイ時間掛かっちゃったけど……一応は戻って来れた! ギルドの皆、今どうしてるのかなぁ? ……ちょっとだけ顔出しに行ってみよーっと!」 「たっだいまぁ〜!!」  その大きな声と共に、ギルド『リンドヴルム』の扉が開かれる。 「皆元気〜?」  賑わっていた酒場が一瞬で静かになり、ギルド内の人間全てが扉の方へと顔を向ける。 「お、お前、まさか……シエルなのか?」  「うん、そだよ〜?」  銀髪の青年からの問いに、あっけらかんと答えるシエル。 「……ッて、てめェ……!」 「ん〜?」  久し振りに街へ帰ったら…… 「今までッ何処ほっつき歩いてやがったんだこのバカ女がァッ!」 「いっったぁ〜〜っ!」    ……昔の知り合いに、死ぬ程愛された話?
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文字数 6,003 最終更新日 2023.08.02 登録日 2023.08.01
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