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恋愛 連載中 短編
僕は『自分』が嫌いだ。 こんなに臆病な自分が誰よりも大嫌いだ。 あの日だってそう、僕があんなことをしなければ…きっと… 『大切な物』をなくさずに済んだのに… そんなことを考えながら有岡太陽は、自室のベットで寝そべっていた。きっとあの日、『大切な物』をなくさなければ、こんなに寂しくはなかったのだろう。 ベランダに出ると、懐かしい面影が太陽の心を大きく揺さぶる。 ーもうここに彼女はいない…。 僕の心を大きく揺さぶった彼女との思い出は… 誰よりも長く、誰よりも切ない。
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文字数 1,817 最終更新日 2017.07.01 登録日 2017.07.01
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