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『キミ…ノ…ホ…シイモ…ノハ…ナ…二?』 ある日突然、事故によって“超能力”に目覚めた、普通の高校生「渡村抗太郎」。 彼の能力は、「近くの物をいくつか動かせる」というものだ。しかし、人目が気になる抗太郎は事故後、家の中でしかその力は使わなかった。 ところが、そんな彼の元に警察を名乗る三人組が現れた。事故についてだと聞いた彼はその三人組に連れられるが道中、いつの間にか気を失っていた。 どこからか声が聞こえてくる。 「イィダァイィィーー!!!」 「ダスゲデェェーー!!!」 驚いた、抗太郎は目を開ける。 そこには数人の白衣を着た男女がいた。そして、自分の体が椅子に縛られていることに気がついた。 「なっ、えっ、なっ!?」 ガチャッガタガタッ 男がこちらに気付く。 「おぉ!起きたか!?ようこそ私のモルモットォ!!!」 (何だ、誰だ、一体ここは…?) そう抗太郎が混乱している、次の瞬間 「イィックグルァアァァァーー!!?」 自分でも信じられないような音が、腹の奥から飛び出てきた。 「さぁあ、“教育”の時間だぁ。」 と男は言った。 渡村抗太郎に 復讐の種が植え付けられた…     …『キミノホシイモノハ?』
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文字数 4,186 最終更新日 2021.08.21 登録日 2021.08.21
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