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雪の降る夜、冬城秋桜は路地裏で血を流している男、氷影静馬に出会う。
彼は若くして組を率いる極道だった。
関わるべきではないと分かっていても、見捨てることのできなかった秋桜は、この出会いをきっかけに争いの世界へと巻き込まれていく。
静馬は人を遠ざけるように振る舞いながらも、秋桜のことは突き放せない。
互いに踏み込めないまま距離を置く二人。
だが静馬の前に現れた水陰玲司が秋桜を利用し始めたことで事態は一変する。
守るために離れるのか。
それとも危険な世界に踏み込んでしまうのか。
雪の夜から始まった出会いは、やがてそれぞれの過去と選択を解き明かしていく――。
文字数 29,679
最終更新日 2026.03.11
登録日 2026.02.27
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