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若き修道士レミーは、中央教会からの命令で「悪魔憑き」の捜索を命じられる。見つけた相手は、シキヤという普通の若者だった。
「意外と遅かったね」と笑う彼は、逃げることもなく処刑台へ向かう。道中で交わす会話、差し伸べられる善意。レミーの中で、悪魔憑きへの確信が少しずつ揺らいでいく。
そして処刑の日。槍で刺され、首を斬られ、火あぶりにされた男は、炎の中からむくりと起き上がった。
「ブーツが残ってて助かった」
これは、旅人との一夜の物語。そして、信仰を問い直した老修道士が孫に語る、遠い日の記憶。
文字数 9,284
最終更新日 2026.03.19
登録日 2026.03.19
歌舞伎町でドラァグクイーンとして働く「俺」は、近所のパン屋の店長に恋をしている。
毎朝コーヒーを買いに行くたびに積み重なる、他愛ない会話。閉店後に一緒に食べるコンビニのサンドイッチ。華やかな衣装を脱いだ素の自分を、彼だけが知っている。
これは、不器用な二人が「俺でよければ」と言うまでの話。
文字数 8,444
最終更新日 2026.03.19
登録日 2026.03.19
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