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恋愛 連載中 短編
私の名前はK子。 現在、弁護士になるために大学に通う21歳。 学校に通いながら、家でも弁護士の資格を取るために日々勉強中です。 今日は、友達のL美が息抜きにパチンコ屋さんというところに誘ってくれて、パチンコに興味はなかったのですが、ドライブがてらなんとなく来てみてしまいました。 スロット・コーナーという所でL美が空いている席を見つけ、遊び始めます。 私はルールもわからないので、とりあえず店内をふらふらしてみることにしました。 店内はそれほど込み合っているということもなく、どの列も半分くらいの空き席があります。 私はかわいいカエルのキャラクターをモチーフにしたスロット台が気に入って、座ってみることにしました。 L美が近くに来てくれて、お金を横にある機械に入れるように教えてもらい、いざ、勝負。 コインを3枚入れてレバーを引き、回転しているドラムのしたのボタンを押してスロットの絵柄を止めます。 絵柄の7がみっつそろったら大当たり、ということのようです。 しばらく、同じことの繰り返し。すると、上のモニターにカエルが出てきてピョンピョン跳ねています。 同じくボタンを止めていくと急に大きなカエルが出てきていきなり大当たりと出てきました。 L美のテンションが上がり、台の上の「呼出」と書かれたボタンを押しています。 すぐに女性店員が駆けつけ、L美と言葉を交わし、私のスロット台を回しだしました。 女性店員は適当のようにボタンを押していますが、不思議なことに7が揃っていきます。 私と同じ歳くらいの女の子なのにこんなに早く回っているスロットのロールを見て止めていることに感動してしまいました。 7がそろうと派手な音楽が鳴り出し、適当に回しているだけでコインがいっぱい出てきます。 そうこうしているうちに、大当たりが終わり、コインを箱につめて計測器に向かいました。 店員が私のコインを計測してくれて、レシートを1枚渡してくれます。 コインを交換するためにカウンターを案内されました。 店の奥に「景品交換カウンター」と書かれたコーナーがあり、そこへと向かいます。 カウンターには男性店員がひとり立っていました。 つづく
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文字数 5,256 最終更新日 2021.07.26 登録日 2021.07.24
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