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「この町には、昔から六つの不思議が伝わっている――。」
夏休みの自由研究をきっかけに、小学四年生の賢人と仁は、町に残る不思議を調べ始める。図書館で本が勝手に落ちる理由、山に響く天狗の太鼓、女性のすすり泣きが聞こえる古いトンネル……。一つひとつの怪談を調べるうちに、それらは思いもよらない形でつながり始める。二人は古い地図や郷土資料を手がかりに町を歩き、不思議の真相へ近づいていく。そして、すべての謎を解き明かしたとき、町に受け継がれてきた本当の思いに出会う。町の歴史と人々の思いをたどる、心温まるジュブナイル・ミステリー。
文字数 28,510
最終更新日 2026.07.26
登録日 2026.07.26
吹雪の夜、迷子の子犬を探していた男の子は、一人の雪おんなと出会います。人をこおらせるはずの雪おんなは、男の子のまっすぐな優しさに初めて心を動かされました。その出会いは、厳しい冬を少しずつやさしく変え、やがて春へとつながっていきます。昔話の雪おんなを新たな視点で描いた、冬と春を結ぶ心あたたまる童話です。
文字数 896
最終更新日 2026.07.05
登録日 2026.07.05
ゆうちゃんは、古いおばあちゃんの家におとまりします。夜、トイレに行こうとすると廊下が鳴り……。こわいけれど気になって、ゆうちゃんはそっと音のするほうへ。ほっとする出来事のあと、また別の音が……。白い影、誰もいないはずの廊下。
さて、ゆうちゃんが見たものは――?
文字数 749
最終更新日 2026.02.17
登録日 2026.02.17
飛ぶのが苦手な小さなカラスのくろすけは、毎日こっそり練習を続けていました。
ある日、月のかけらのように光る不思議な石を見つけます。
その夜、森はまっくらに。帰れずに困る動物たちのために、くろすけは勇気を出して空へ飛び立ちます。すると石の光がやさしく森を照らし、みんなを家へと導きました。
「暗いときこそ、ぼくは役に立てるんだ」
努力を続けた小さなカラスが、森でいちばん頼りにされる存在になる――心あたたまる成長の物語です。
文字数 1,358
最終更新日 2026.02.11
登録日 2026.02.11
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