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「知ってる? この図書室、放課後に“出る”んだって」
校庭の改修工事が始まり、いつもよりにぎわう図書室。そんな中、放課後になると施錠された図書室に白い人影が現れるという不気味な噂が児童たちの間で広まり始める。
図書委員の彰と美羽は噂の真相を確かめるため放課後の図書室を見張ることにした。すると二人は、確かに図書室の中に白い人影を目撃する。急いで図書室に駆け付けるものの、そこには誰もいなかった。
翌日、彰は現場に残されたわずかな違和感を手がかりに調査を開始する。乱れた本棚、隠された地窓、そして一本の糸。点と点だった手がかりがつながったとき、白い人影の正体と幽霊騒ぎの真相が明らかになる。
学校の図書室を舞台に、子どもたちが身近な謎を解き明かす、図書室ミステリー。
文字数 4,889
最終更新日 2026.07.30
登録日 2026.07.30
小学校の図書室で、一冊の人気本が消えた。
図書委員の美羽が返却されたばかりの新刊『星雲の姫君』を棚へ戻した直後、その本は誰にも気づかれないまま姿を消してしまう。
予約を待つ児童がいる大切な本。けれど、図書室には先生がいて誰かが持ち出せばすぐに分かるはずだった。
さらに不思議なのは、その本が放課後になると返却ポストの中から見つかったことだった。一度消えた本は、いったい誰が、どうやって持ち出したのか。
同じ図書委員の彰は、図書室にいた児童たちの様子を思い返しながら調査を始める。手がかりは、ほんの小さな違和感。本の状態、美羽が転んだ場所、そして事件が起きたわずかな時間。
見落としてしまいそうな出来事の中に隠された真実を探すため、美羽と彰は図書室に残された謎へ挑んでいく。
本をめぐる小さな事件の真相とは――。
児童探偵たちが身近な場所に隠された謎を解き明かす、図書室ミステリー。
文字数 4,880
最終更新日 2026.07.12
登録日 2026.07.12
図書委員の美羽が気づいたのは、図書室で大切に貸し出されている「金のしおり」がなくなっているという事件だった。
金のしおりは本を百冊借りた子だけが使える特別なしおり。本好きの子どもたちにとって憧れであり、図書室でたった一枚だけ貸し出されている。
最後にしおりを返したのは四年生の大地。しかし本人も美羽も「確かに返した」と証言する。図書室は休み時間には図書委員が見守り、放課後は施錠されているため、誰かが簡単に持ち出せる状況ではない。いったい、しおりはどこへ消えてしまったのか。
図書委員の彰は、小さな違和感を一つずつつなぎ合わせながら真相へと近づいていく。
本が好きな子どもたちの日常を舞台にした、児童向け図書室ミステリー。
文字数 5,048
最終更新日 2026.07.09
登録日 2026.07.09
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