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闇夜に隠れ、ターゲットの後ろへ忍び寄り、殺害するアサシンがいた。
鼻より下を隠してもあまりある程に長い赤色のマフラーをたなびかせ、鋭く光るルビーのような瞳をもつそのアサシンは巷でこう呼ばれていた。
赤烏ーRedCrowーと…。
無慈悲に、大胆に、殺害をするそのアサシンの正体は………。
文字数 444,602
最終更新日 2020.11.11
登録日 2017.11.03
むかし、むかし
天使や悪魔の存在が信じられ、魔力を持ち天使や悪魔を召喚できる人間が重宝されていた時代があった。
それから数える事も億劫になるほどの時間が流れ、世界に『科学』という概念が生まれ、天使や悪魔という存在は想像上のものと言われるようになった。
魔力とかつては呼ばれたそれも、科学世界では『霊感』と呼ばれた。強すぎる霊感を持つものには特異な体質が現れ、差別の対象とされたのだ。
しかし、天使や悪魔という存在は今もなお世界には確かに存在し、それぞれの願いを叶えるべく、動き出そうとしていた。
そして…それには人間の存在が必要不可欠だった…。
文字数 33,162
最終更新日 2018.09.12
登録日 2018.08.11
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