高校生2年の時、不甲斐ないレースに終わった山野ひなは、それから、なかなかタイムも伸びず、スランプに陥り、大学に入ったら水泳を辞める気でいた。
でも、大学に入学して見学だけでもいいから、水泳部来てと誘われ、ひなは見学だけならと行くことにした。
そこで、衝撃を受けた。学校は違うけれど、小学校の頃からずっとライバルとして切磋琢磨していた高部里奈がいた。
里奈には負けたくない。里奈が大学でも水泳をやるなら、今度こそ負けないと闘志を燃やし、水泳を続けることになった。
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最終更新日 2024.02.25
登録日 2024.02.25