ネコネコノベル

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ファンタジー 連載中 短編
バザンは、いつものように村の酒場でグラスを傾けていとの旅を経て、カイは故郷へと戻っていた。しかし、平穏な日々は長くは続かなかった。魔王の死後、世界各地に突如として地下ダンジョンが出現し始めたのだ。試しに足を踏み入れてみれば、そこには金目のものが眠っており、バザンはいつしか新たな生業、スカベンジャーとして、ダンジョンを探索する日々を送るようになっていた。 「バザン、久しぶりね」 聞き慣れた声に、カイはゆっくりと後ろを振り返った。そこに立っていたのは、見慣れた三人の顔ぶれだった。 戦士のゴードン、その体躯は相変わらず力強く、肩には使い込まれた大斧が担がれている。 狩人のリリアは、以前にも増して凛とした雰囲気を纏い、背中にはいつでも矢を放てるように弓を構えている。 そして、魔法使いのフィンは、いたずらっぽい笑みを浮かべながら、杖の先端から微かに魔力を揺らめかせていた。 「お前たち…どうしてここに?」 カイの問いに、フィンが笑いながら答える。「どうしてって、決まっているだろう? 君と再会するために、そして…」 ゴードンが言葉を引き継いだ。「そして、また旅に出るためだ」 リリアが静かに頷いた。「この世界には、まだ私たちの力が必要なようよ」 魔王の残党、そして突如現れたダンジョン。平和になったはずの世界で、新たな脅威が彼らを再び引き合わせたのだ。バザンの胸に、かつての冒険の日々が蘇る。もう一度、あの仲間たちと旅に出る
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小説 214,209 位 / 214,209件 ファンタジー 49,849 位 / 49,849件
文字数 2,140 最終更新日 2025.06.14 登録日 2025.06.14
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