2
件
「私を殺したことにしてください」
王家の裏金を管理する会計官シルヴァン、四十五歳。切り捨てられる前に逃げようと、二十一年来の仕事仲間バスティアンに偽装死を依頼した。
返ってきたのは、二人分の逃亡計画だった。
互いの命も悪癖も知っている。知らないのは、仕事がなくても隣にいたいと思ってくれるかどうかだけ。
最後の仕事を片付けながら、寝室の数と余生の相手を決める――悪人二人の、遅すぎる恋と幸福な隠居計画。
文字数 8,322
最終更新日 2026.10.31
登録日 2026.10.30
「昨日、彼氏できたから」
「誰?」
「一真」
――俺!?
買い物の誘いだと思ったら、幼なじみの柊からの告白だった。
そうと知った途端、いつもの距離も、触れる手も、全部心臓に悪い。
しかもこいつ、俺のこと好きすぎない?
文字数 24,784
最終更新日 2026.10.30
登録日 2026.10.30
2
件