橘 アオイ

橘 アオイ

投稿が不慣れですがポツポツ書いたものを投稿します。。
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 袋井誠は36歳になり、2038年”特別保護居住地区”という高齢者のみ住むことが許される居住地区で、巡回訪問の仕事に就いて6年が経っていた。贅沢をしなければ生活はできているのだし、他人と必要以上に関わることを避けてきた誠にとって若者ほとんどいないこの場所で生きて行くことにそれなりに納得していた。  高齢化社会が生みだした「都合の良い姥捨て山」のようなこの場所で、誠は春間佐文司という一人の老人とほんの少し、何十年かぶりに人としての交流を深めるようになるが「心を許せるようになりたい」と誠が思えば思うほど、誠の心には不安が広がって行く。  「一人でずっと生きて行かなければならない」誠が自分で決めていた生き方を変えることは許されないのだ。  誠には誰にも言えない”秘密”があるから…。
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文字数 57,902 最終更新日 2024.04.12 登録日 2024.04.12
ホラー 連載中 短編 R15
坂巻霰(さかまきあられ)は世間的にも自立して、真面目に大手企業の商品部で裏方仕事に従事し、家族とは疎遠ながらも充実した日々を送っていた。 そんなある暑い夏の日に、今まで経験したことのない衝動に霰はとらわれて行く。  
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文字数 22,164 最終更新日 2024.01.29 登録日 2024.01.28
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