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公爵家の末っ子に転生したシルビオ。
体が弱く生まれて早々ぶっ倒れ、家族は見事に過保護ルートへと突き進んでしまった。
両親はめちゃくちゃ溺愛してくるし、超強い兄様はブラコンに育ち弟絶対守るマンに…。
せっかくファンタジーの世界に転生したんだから魔法も使えたり…と思ったら、我が家に代々伝わる上位氷魔法が俺にだけ使えない?
しかも俺に使える魔法は氷魔法じゃなく、世界で一人しか使えない『聖魔法』…?というか『聖魔法』を操れるのは聖女だけ…?
氷魔法も使えない出来損ないなら仕方ない、お荷物の僕はさっさと退散しよう…と思ってたのに…?
偶然騎士たちを聖魔法で救って、何故か聖女と呼ばれて崇められたり。終いには帝国最強の狂血王子に溺愛されて囲われちゃったり…いやいやちょっと待て、魔王様、まさかアンタも?
…ってあれ、なんかめちゃくちゃ囲われてない…??
―――
病弱ならどうせすぐ死ぬかー…ならちょっとばかし遊んでもいいよね?と自由にやってたら無駄に最強な奴らに溺愛されちゃってた受けの話です。
※主人公総愛され(総受けでは無い)
※攻めが中々出てきません
文字数 154,744
最終更新日 2022.06.28
登録日 2022.03.07
僕には婚約者がいる。
その婚約者フィリエルは僕のことが嫌いらしい。
彼はいつも無表情で何を考えているか分からない。思えばあの無愛想な接し方も、遠回しに退屈だとか嫌いだとかって訴えていたのかな…?
本物の兄のように慕っていたこともあり、僕の気分はだだ下がりだ。なんたって婚約者の方は、僕のことを微塵も大切には思っていなかったのだから。
…彼の隣に立っている綺麗な女性がその証拠。
そっちがその気なら僕だってやってやる!アイツよりカッコよくて優しい相手を探すんだ!
―――
…的な感じで暴走した受けを、逆に嫌われてると勘違いした攻めが慌てて捕まえる話です。
典型的なすれ違いモノです。受けは大分アホの子ですがそこは愛嬌ということで…。
※メイン更新作品の息抜きで執筆しています。
※不定期更新です、ご了承ください。
文字数 48,960
最終更新日 2022.06.25
登録日 2022.03.29
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