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カリスマ仲人と新人スタッフがいる結婚相談所を舞台に繰り広げられる恋愛綺譚集。
~あらすじ~
ここは名古屋伏見にある、とある雑居ビル。その一室にある桜華結婚相談所。ここに仲邑肇(なかむらはじめ)という名古屋のその業界で名前の知れた男がいた。
「桜華結婚相談所へようこそ。所長の仲邑肇です。当相談所は、ご覧の通り小さい相談所ですが、会員の皆様の痒い所に手が届く程のサービスを提供致します。以後、お見知りおきをよろしくお願いします。」
文字数 8,194
最終更新日 2018.01.05
登録日 2018.01.05
ヲタクでも、恋して良いですか?
この話の主人公、大門寿郎。
彼のスペック、ブサメン。主な出没地はゲーセン。音ゲーを主としているプレイヤー。非リア充ヲタ。
彼は、人見知りで緊張しい。性別問わず仲良くなれば関係は長いが、仲良くなるまでも時間がかかる。口数も少なく、度々一緒にいて楽しいのかを確認される。自分から連絡をあまりしないため行動はいつも一人。
人を好きという感情を抑え続けた結果、二次元へと路線を変える。好きという感情を忘れた彼にある日、一人の女性が現れる。
ある事を境に異性としての女性を不審に思っている彼に、人を好きという感情が再び芽生えることはあるのだろうか?
文字数 22,663
最終更新日 2017.02.04
登録日 2016.02.04
長島伸幸は、大学卒業から4年後、地元で働き始めた。
ある日、大学の同窓会のために名古屋へと向かうことに。久しぶりに集まるメンバーに伸幸も学生時代に戻った感覚を覚えた。同窓会をきっかけに伸幸にある転機が訪れることに。
平凡な男の物語
文字数 9,392
最終更新日 2016.04.11
登録日 2016.02.05
3月中旬、未だ寒さと温かさが入り混じっている頃だった。夜、陽が落ちると吹き抜ける風の冷たさが体の芯を締め付けてくる。出雲市を通る国道9号も例外ではなかった。そこに一人の男がやって来る。
男の名前は、塚本元気。特に取り柄のない平々凡々な普通のサラリーマンだ。塚本は、国道9号に架かる歩道橋に差し掛かった。歩道橋の真ん中でふと空を見上げると、空気が澄み、満天の星空で夜空が輝きを増していた。塚本は立ち止まって歩道橋の柵に凭れかかり、満天の星空を堪能していた。ここまで綺麗な星空を見ると塚本は不思議とため息が零れた。
その時だった。塚本の近くを通りかかった荻野が、自殺未遂と見間違い、塚本を突き飛ばしてしまう。
同じ日、同じ時間、同じ場所に偶然にも出会った二人が導かれる運命とは。
文字数 7,054
最終更新日 2016.03.17
登録日 2016.03.17
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