「小川ヤクルト 躍進へのマネジメント」

2017シーズンまさかの「96敗」から、昨シーズンセリーグ2位という快進撃を見せたヤクルトスワローズ。ドン底のチームを見事立て直した小川監督は今年、「KEEP ON RISING〜躍進〜」をスローガンに掲げ、さらなる飛躍を目指す。

本連載では2018年シーズンに続き、今シーズンもヤクルトの活躍を追いながら、小川監督のインタビューをお送りしていく。「躍進」を成せる強いチームをつくるにはどのような采配と決断が必要なのか。首脳陣はどのように選手を奮い立たせ、どのように育成していくのか——タイムリーなインタビューを通じて組織づくりの裏側を探る。

(インタビュアー:長谷川晶一)

ヤクルト監督、小川淳司

■ 小川監督プロフィール

千葉県習志野市出身。習志野高校卒業後、中央大学に入学。1981年ドラフト4位でヤクルトに入団。 1992年現役を引退すると、球団スカウトやコーチなどを経て、2010年シーズン途中に監督に就任。2014年シーズンまでチームを率いる。 退任後は、2017年シーズンまでシニアディレクターを務め、2018年から再び監督となる。

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