田沢みん

田沢みん

読むのも書くのも主に恋愛モノ。 リアルでは絶対にお目にかかれないようなイケメンにリアルでは滅多に耳にしないような甘々のセリフを吐かせたいのです。『小説家になろう』にも少しだけ青春恋愛が置いてあります。

『たっくんは疑問形』裏話 (3)

*穂華の最期のシーンは、拓巳の名を呼ばせるかマイクを呼ばせるかで結構悩みました。拓巳がもう少し報われてもいいんじゃないかとも思って……。
でも、穂華はやっぱり穂華で、マイクと間違われても、自分が愛の結晶だと、望まれて生まれたんだと分かれば、それはそれで拓巳も報われるんじゃないかという結論に至り、マイクルートになりました。
今でもどちらが正解だったのかな……とは考えたりします。

*最後に誰かに『ひまわりみたいな笑顔だ』を言わせようというのは最初から決めていて、作中で何度も拓巳のひまわりみたいな笑顔を強調していました。中盤から笑顔も無くなっていった訳ですけど……。

*拓巳の職業は自営業だとは思っていましたが(小夏に手伝わせたかったから)、美容師と決めたのは過去編に入る頃です。よく考えたら昔から拓巳は小夏の髪を触るのが好きだったので、『拓巳は絶対に小夏の髪を他人に触らせたくないはずだ!』と思い、そこから施設でのヘアカラー の話などを追加しました。あの流れから絵本を読み聞かせする展開も出来たし、ラストシーンも2人らしい終わりに出来たので、そこは満足しています。

*本当は本編ラストが美容院の話で、エピローグが海での散骨シーンになるはずでした。
でも『ひまわりみたいな笑顔だ』をラストにしたくてあのような形になりました。
散骨シーンはまた追々番外編で書いていければいいな……と思っています。

以上、自分へのメモ的な裏話でした。
長くて鬱々したお話に最後までお付き合いいただきありがとうございました。
登録日 2020.06.02 00:27

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2020.06.03 06:00
田沢みん
田沢みん

柚木ゆず様

優しいお言葉ありがとうございます。
ゆずさんみたいにいつも予想のつかない新しいお話を書く作者さんには到底敵いませんが、何か少しでも心に残るものが書けたらいいなぁ……と思います。

2020.06.02 17:41
柚木ゆず

裏話を聞けて、嬉しかったです。

田沢みん様のお話はただ暗いだけではありませんし、暗さや悲しさの中にも必ず『何か』が存在しています。
なので良い意味で心に残り、苦痛などといった感情は発生しないんですよね。

こちらこそ、素敵な、そしてよく練られた作品を公開してくださって、ありがとうございました。

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