八雲 海

八雲 海

緻密な構成と圧倒的な没入感で、読者を予期せぬ感情の渦へと誘う作家。ミステリー、SF、現代劇と幅広く手がけ、境界のない自由な発想で「生」の揺らぎを射抜く。次の一手が見えない、予測不能な物語を綴る。

『つむぎのそば』を読んでくださった皆様へ


本編完結まで付き合ってくださり、本当にありがとうございました。
紬の蕎麦打ちが始まった日から、最後まで読み続けてくださった方、途中から追いかけてくださった方、応援くださった方——すべての方に、心からお礼を申し上げます。
さて、完結のご報告とあわせて、もう一つお知らせがあります。
番外編「〜つゆのこと〜」全四話、近日投稿予定です。
開店から一ヶ月が経ったつむぎ庵。蕎麦は少しずつ安定してきた紬でしたが、田中さんのある一言が胸に刺さります。
「つゆが、まだ違うな」
お父さんのつゆのレシピは、どこにも残っていない。耕二さんも知らなかった。頼れるのは、三十年飲み続けた田中さんの「記憶」だけ——。
蕎麦だけじゃなかった。つゆも、守らなければいけなかった。
もう少しだけつむぎ庵にいていただけたら嬉しいです。どうぞお楽しみに。
八雲海
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登録日 2026.05.17 10:35

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