『銀河高速夜行バスに乗り遅れる』の愉しみ方

 本日4月5日、『銀河高速夜行バスに乗り遅れる』の第1章にあたる、「ここは何処?」パートが終了しました。
 もうお気づきの事とは思いますが、本作は、1話完結型のTV連続ドラマのような構成になっています。
 それぞれ1話ずつは完結していますが、中に所々、各話を繋ぐていく底流が仕込んであって、全体としても、一つの大きな話になっているというアレです。
 その為に、ちょっと小難しい理屈が時々登場します。
 邪魔くさければ、読み飛ばしてもらって構いません。
 それで内容が判らなくなると言うことは絶対ありませんから(笑)。
 もっと言えば、目次を見て貰って、「これ面白そう」って思う物だけ、拾い読みして貰っても構いません。

 でも初めから、この小難しい部分も含んで丹念に読んで貰えば、もう一つの「物語」が、浮かび上がってくるかも知れません。
 この物語は基本的に「騙し絵」みたいなものなんです。
 騙し絵の中でも、図と地が発展する「反転図形」ですね。
 同一図形でありながら2種の見え方が交代して現れる図形、中でも図形の一定の領域が図に見えたり地に見えたりするような図地反転図形。

 主人公の鯉太郎が狂っているのか、はたまた鯉太郎の言っている事が正しいものとして、この物語は構築されているのか?
 あるいはこれは、単なるヘンタイ官能小説なのか?思考実験小説なのか(笑)?どちらでも良いんです。
 この物語は、全部で4章分あります。
 どうか、それぞれのご嗜好で、お楽しみ下さい。

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登録日 2018.04.05 11:24

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