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「国一番の大悪女」
そう呼ばれるアリア・ルナリアは、代々王太子妃を輩出してきた超名門公爵家の落ちこぼれ。
何をやっても人並み以下。
家族からも「家の恥」と言われ続け、すっかり卑屈でひねくれた性格になってしまった。
本当は、誰かに愛されたいだけなのに。
そんなアリアに、なぜか真っ直ぐな愛情を向けてくるのが、完璧令嬢マリー・レイク。
「アリア様、大好きです」
「……私はあなたなんて嫌いよ!」
「ふふ、今日も可愛いですね」
いつしかマリーは、アリアにとって何より大切な親友になっていた。
――ところが。
そんなマリーの兄である、超美形で優秀、普段はチャラチャラしているレオンまで、アリアを気にかけ始める。
「君って、本当はそんなに悪い子じゃないよね」
「……何よ。急に」
「いや? もっと君のこと知りたくなっただけ」
一方、マリーは兄の気持ちに誰より早く気づいてしまう。
「お兄様。アリア様は渡しませんよ?」
「……それはこっちの台詞だ」
そして、マリーを愛する王太子までアリアに嫉妬し始め――。
本人だけが知らない。
国一番の大悪女を巡る、恋と友情の行方は――?
文字数 29,250
最終更新日 2026.08.25
登録日 2026.08.20
高熱で倒れたことをきっかけに、前世の記憶を思い出した公爵令嬢リリアーナ・アルディス、8歳。
――ここは、前世で大人気だった乙女ゲーム『ロイヤル・ローズ・アカデミア』の世界!……らしい。
問題は、ゲームをまともにプレイしたことがないこと。
攻略対象も、ヒロインも、シナリオも、何一つ知らないまま、自分だけが「悪役令嬢(多分)」だと気づいてしまった。
破滅なんて絶対に嫌!
そう決意したリリアーナは、破滅フラグの元凶(だと思っている)婚約者・第一王子レオニスとの婚約を解消しようとする。
ところが――
「安心してください。あなたのことは、私が守りますから」
必死の告白も婚約破棄のお願いも、なぜかすべて逆効果!?
冷静で優雅な王太子は、予想以上に執着が強くて腹黒(?)だった!
ゲーム知識ゼロの自称悪役令嬢と、彼女を絶対に逃がしたくない王太子。
果たしてリリアーナは、迫り来るかもしれない破滅フラグをへし折り、平和な人生を勝ち取ることができるのか?
これは、絶対婚約破棄したい令嬢と絶対婚約破棄したくない王子のすれ違いラブコメディー!
勘違いから始まる、ほのぼのコメディ×悪役令嬢ファンタジー、開幕!
小説家になろうでも掲載しています
文字数 40,829
最終更新日 2026.08.25
登録日 2026.06.26
乙女ゲーム『フェアリーブルーム』の世界に転生した、田舎伯爵家の令嬢フィア。
攻略対象であるクールな公爵令息・レインの婚約者になったことをきっかけに前世を思い出した彼女は、自分が「名前もほとんど出てこないモブ婚約者」であり、将来ヒロインへの嫌がらせの罪を着せられ、婚約破棄の末に国外追放される運命だと知ってしまう。
「傷つくくらいなら、最初から婚約なんてしない!」
そう決意したフィアは、初対面のレインに前世の記憶もゲームの未来もすべて打ち明け、婚約を白紙にしてほしいと頼み込む。
しかし返ってきたのは――
「婚約破棄は絶対にしない」
という予想外の答えだった。
前世では一途な恋に憧れ続けた弱気なモブ令嬢と、誰にも心を開かなかったはずの最強公爵令息。
これは、運命のシナリオを書き換えながら、たった一人だけを愛し、たった一人に愛される幸せを掴む物語。
文字数 40,632
最終更新日 2026.08.25
登録日 2026.07.01
婚約破棄の瞬間、ようやく思い出した。 ここは乙女ゲーム『セレスティア・ラブクロニクル』の世界。 そして私は、断罪され国外追放される悪役令嬢アメリア・ヴィルヘルミナ。 ――気づくのが、遅すぎた。 王太子からの婚約破棄。 涙を流す“ヒロイン”ソフィア。 ざわめく貴族たち。 すべてが、知っている通りに進んでいく。 これはもう止められない結末だと、私は静かに受け入れた。 その時だった。 「彼女は、我が国へ連れて行く」 突然現れた銀髪の王子が、私の手を取る。 その場にいなかったはずの人物。 ゲームにも存在しない展開。 「……なぜ、私を?」 問いかけても、彼は答えない。 ただ静かに、まるで最初から知っていたかのように言う。 「君はここにいるべきではない」 そして続く言葉に、息が止まる。 「もう気づいているはずだ。自分のことも、この世界のことも」 ――どうしてこの人は、そんなことを知っているの? 私は確かに、思い出したはずだった。 この世界が“物語”であることを。 だが、まだ何かが足りない。 彼だけが、すべてを見通しているようだった。 そして彼は、私の手を離さないまま告げる。 「君を、ここに置いていくわけにはいかない」 それは救いなのか、それとも—— これは、 断罪されるはずだった悪役令嬢が“思い出すのが遅すぎた”物語。 そして、 すべてを知っているようで何も語らない王子に、ただ連れ去られる物語。
編集致しました。
シリウス目線のお話が見たかったら、コメントください。
更新します。
文字数 20,606
最終更新日 2026.08.25
登録日 2026.06.27
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