学年トップの優等生α・如月理央は、真面目で冷静、誰からも一目置かれる完璧な存在。
そんな彼が、ある日ふとしたきっかけで出会ったのは、喧嘩っ早くて素行不良、クラスでも浮いた存在のΩ・真柴隼人だった。
「うっせーよ。俺に構うな」
冷たくあしらわれても、理央の心はなぜか揺れ続ける。
自分とは正反対の不良Ω——その目の奥に潜む孤独と痛みに、気づいてしまったから。
番なんて信じない。誰かに縛られるつもりもない。
それでも、君が苦しんでいるなら、助けたいと思った。
王道オメガバース×すれ違い×甘酸っぱさ全開!
優等生αと不良Ωが織りなす、じれじれピュアな恋物語。
文字数 22,473
最終更新日 2025.06.27
登録日 2025.05.11
「ここは隔離施設じゃない。お前を俺だけのものにする場所だ」
軍の任務帰り、突然の事故で隔離ルームに閉じ込められたΩのレイと、隊を率いる完璧すぎるスパダリα・カイル。
発情期直前だったレイは、密室の中でフェロモンの制御を失ってしまう。
拒絶するレイをよそに、カイルは静かに、だが執拗に――「番になろう」と迫ってくる。
冷たい瞳の奥に隠された狂おしい独占欲。
軍という檻から解放された二人の関係は、やがて“番”という逃げられない絆に変わっていく。
閉鎖空間×オメガバース×執着愛。欲望が渦巻く、番化ラブストーリー開幕。
文字数 16,581
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.05.15
分譲アパートの一角に、引っ越してきたばかりのα(アルファ)・藤堂。
隣室には、ごく普通の青年・三枝が静かに暮らしていた。
ある夜、廊下で倒れている三枝を偶然助けたことをきっかけに、ふたりの距離は少しずつ近づいていく。
だが、どれだけ親しくなっても、三枝からはフェロモンの気配が一切しない。
——「番」もおらず、「ヒート」もなく、誰にも求められない体質を持つΩ(オメガ)。
それが彼だった。
自分とは違う、どこか“壊れた”彼。
だけど、彼の暮らしの音、湯を沸かす気配、カーテンの影。
それらすべてが、日々の隙間に染みついていく。
ある日、三枝が突然アパートを出ていく。
残された藤堂が初めて気づいたのは、「番」でなくても、愛したいと思っていたという感情だった——。
文字数 5,685
最終更新日 2025.05.13
登録日 2025.05.13