俺の“推し”が隣の席に引っ越してきた

僕の推しは、画面の向こうにいるはずだった。

地味で控えめなBLアイドルグループのメンバー・ユウト。彼の微笑みと、時折見せる照れた横顔に救われてきた僕の、たった一つの“秘密”だった。
それなのに、新学期。クラスに転校してきた男子を見て、僕は思わず息をのむ。

だって、推しが…僕の隣に座ったんだ。

「やっと気づいてくれた。長かった〜」

――まさか、推しの方が“僕”を見ていたなんて。

推し×オタクの、すれ違いと奇跡が交差する、ひとくち青春BLショート。
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