蕚ぎん恋

蕚ぎん恋

蕚ぎん恋(うてなぎんこ)です。 BLで切ない、美しい、何かエロい、たぎるなどを追い求めてる字と絵描きです。 おもな作品の置き場はエブリスタです。
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歴史・時代 完結 短編
幕末期、親藩のもとに生まれた武家の志狼(しろう)と、その幼馴染・呉服屋の末の息子、結之助(ゆいのすけ)。 国内外の不穏な空気が藩にも押し寄せるなか、今日も志狼はのどかに店番をする結之助を見舞う。 ふたりの穏やかな日々と関係は、当たり前に続くものだと人知れずこどものように信じていた。 だが、『彼』のなかに根付いていたものを、時の奔流が確実にその濃さを滲ませるように染めていく。 時代という布のような渦のなかに、僅かにでもその鮮やかな滴りを落としたかも知れない、ふたりの軌跡。
24h.ポイント 21pt
小説 25,639 位 / 203,082件 歴史・時代 202 位 / 2,805件
文字数 9,120 最終更新日 2025.05.17 登録日 2025.05.10
BL 完結 長編 R15
娘を自動車事故で喪い、その加害者を同じく轢死させた高階朔(たかしな さく)(32)は、死刑判決後の再審中にあり、衛生係として拘置所に従事していた。 同所には少年死刑囚に確定された天川透(あまがわ とおる)(21)がおり、年若ながら虚構を映した瞳でたたずむ彼が気に掛かり、趣味である短歌、『連歌』を通じ彼とささやかな交流をはかろうとする——。 胸糞、鬱展開、ヒューマンドラマ要素が高いですが、周囲の親族、刑務官などとの関係性も長い年月を通して描きながら、 "爽やか誠実元消防士×陰キャ儚い情念隠し系"の、 年齢も罪を負った背景も違う、突きつけられた死をただ待つのみの鎖ざされた世界で出会ってしまったふたりが至上の甘い魂の結びつき、昇華を迎えるまでを辿りました。 最後の最後に奇跡のキスシーンまで書(描)いてます。 囚人の処遇、量刑や裁判、自由度、各種職務内容などにフィクションを多分に含みます。 ※本作には死刑制度や極刑執行の描写(詳細はありません)、過去の犯罪、未成年死刑囚との交流、鬱展開など読む方によっては強い感情的反応を引き起こす可能性のある内容が含まれます。ですがあくまでフィクションとして、救いを用意した世界観や心理描写に重きを置いた構成としています。
24h.ポイント 0pt
小説 203,082 位 / 203,082件 BL 26,969 位 / 26,969件
文字数 182,408 最終更新日 2024.11.16 登録日 2024.10.14
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