白バリン

白バリン

初めて小説を書くようになりました。ちょっとずつ書いていきたいと思います。よろしくお願いします。毎日20時に投稿できればいいなと考えています。ご感想はありがたく拝読しています。
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ファンタジー 連載中 長編
 田中哲朗は日本で働く一児の父であり、定年も近づいていた人間である。  ある日、部下や娘が最近ハマっている乙女ゲームの内容を教えてもらった。  理解のできないことが多かったが、悪役令嬢が9歳と17歳の時に婚約破棄されるという内容が妙に耳に残った。  「娘が婚約破棄なんてされたらたまらんよなあ」と妻と話していた。  翌日、田中はまさに悪役公爵令嬢の父親としてゲームの世界に入ってしまった。  数日後、天使のような9歳の愛娘アリーシャが一方的に断罪され婚約破棄を宣言される現場に遭遇する。  それでも気丈に振る舞う娘への酷い仕打ちに我慢ならず、娘をあざけり笑った者たちをみな許さないと強く決意した。  田中は奮闘し、ゲームのガバガバ設定を逆手にとってヒロインよりも先取りして地球の科学技術を導入し、時代を一挙に進めさせる。  やがて訪れるであろう二度目の婚約破棄にどう回避して立ち向かうか、そして娘を泣かせた者たちへの復讐はどのような形で果たされるのか。  他サイトでも公開中
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小説 22,360 位 / 213,829件 ファンタジー 3,099 位 / 49,775件
文字数 447,870 最終更新日 2023.07.17 登録日 2022.09.10
ファンタジー 完結 長編
 急逝した祖父が長年経営していた「カミジョウクリーニング店」は閉店することが決まり、孫の上条千香は最後の客を見送った。1階が店、2階が住居のクリーニング店であり、クリーニング済みの衣類がない空間を千香は初めて見る。  新米のクリーニング師の千香は、祖父の店を引き継ぐ覚悟もなく今後の人生について考えていたところ、閉店後の店にコンコンとノックをして若い男性がやってきた。男性は金髪で西洋風コスプレをしていて、イベントに参加するんだろうと千香は思った。  男性は持ってきたマントを明朝のイベントに羽織りたいと強く願っているが、マントは管理が適切ではなかったのか、カビや臭いが酷い。触れたことのない感触の生地に千香が「何の動物ですかね?」と訊ねると、男性は誇らしげに「ヘビーモスの皮です」と答えた。コスプレ用の衣装は奥が深いと千香はしみじみと思う。  普通ならば断る。しかし、男性が落胆する姿を見て同情する気持ちも芽生える。祖父の形見のマントという言葉も気に掛かっていた。  迷った果てに、「これが本当の最後のクリーニングだ」と決心して、ヘビーモスの革のマントを徹夜で処理をした。謎素材だったので探り探りでできる部分から少しずつ丁寧に焦らずにカビ取りやシミ抜き、脱臭などをしていった。  翌朝、男性が引き取りに来る前に店の外に出ると馴染みのない場所にいる。「ああ、これは夢だ」と思い、夢でも丁寧に接客をしたいと考えて、引き取りに来た男性にヘビーモスの革のマントを手渡した。その場でマントを身につけた男性は仕上がりに驚き、そして喜んでいた。男性は大変満足をしていたが、一方の千香は時間も知識も技術も設備も足らなかったことで完全にクリーニングができなかったのが少しだけ心残りである。  この時、二人は気づいていなかったが、ヘビーモスの革のマントには特殊な魔法付与の効果が発現していた。千香のクリーニングには秘密があったのである。  男性と出会ったその日から、クリーニング店とともに別の世界に入りこんでしまった千香が、異世界の繊維や衣類や装備品、装飾品を綺麗にしていく異世界クリーニング師としての新しい人生が始まっていく。
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文字数 135,826 最終更新日 2023.07.01 登録日 2022.11.12
「スレイヤード スレイヤード バルモル暗き 闇の雷よ~~っ……」 「黄昏よりも昏きもの、血の流れよりも紅き存在……」 「哀竜・怨竜・怒竜の三竜王に命ず……」 「天空に散らばるあまたの精霊たちよ……」 「我、久遠の絆断たんと欲すれば言の葉は降魔の剣と化し汝を討つだろう……」 「カ~エ~ル~の~き~も~ち~!……」 「ザムディン!」 「クロウのつくりしカードよ、古き姿を捨て生まれ変われ……」 「我が名はめぐみん。紅魔族随一の魔法の使い手にして、爆裂魔法を操りし者……」 「体は剣で出来ている……」 「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前……」 「天光満つる処に我は在り、黄泉の門開く処に汝在り……」 「悠久の時を巡る優しき風よ。我が前に集いて裂刃と成せ……」 「陵、其は崩壊の序曲を刻みし者!……」 「"君臨者よ!""血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ!"……」  以上の詠唱文はノベル、漫画、アニメ、ゲームのフィクションの中で創られてきたものです。それぞれに特徴があり、文脈があり、世界があり、時折文法的な間違いがあり、それでもそれが気にならないほど魅力的なものです。この講座では、数多くの作品の中から詠唱文を採りあげて、具体的な特徴や分析する視点を提供し、楽しい詠唱生活を過ごしていただければと思い書き始めています。また私的にまとめておきたい気持ちもあります。どこまで続けられるか心許ないですが、頑張ってのんびりと更新をしていきたいと思います。反響があったらもっと頑張ってみます。
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小説 213,829 位 / 213,829件 エッセイ・ノンフィクション 8,463 位 / 8,463件
文字数 49,380 最終更新日 2022.09.07 登録日 2022.08.18
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