Zoff「ラバー製」メガネ、異例の大ヒットの理由…開発に3年、特許含めた高い技術を採用

 メガネの内側のラバーは特許を取得しており、斜線のような模様が入っていて外から圧力がかかると重なり合ってクッションになるようにつくられています。柔らかさや厚みが違う何種類ものラバーが全部一体で含まれており、かなり高い技術が使われています」

“他に見たことがない”という独自性

 昨年10月に発売され、今年6月末の時点で販売数量は約1万8000本に上っているという。

「メガネの新商品としては、かなり売れているといえる数字です。ガリレオのなかで主力商品となっているのが、1万3300円の大人用サイズです。おかげさまで想定を上回る販売数になっております。要因としては、“他に見たことがない”という独自性がまず大きいと感じておりまして、購入者アンケートやSNS等の声をリサーチしてみると、消費者の方々の興味・関心を引く商品になっていると感じます。プロダクト自体が新しい市場を生んだという部分が一番大きいです。見た目が通常のメガネに比べると少しゴツいという点が特徴なので、店舗に足を運んでかけてみて『普通に使えそう』と感じて購入される方や、普段からよく運動されるような方がメガネを壊してしまったとして店舗に来店されて、ガリレオを気に入って購入していただくというケースも多いようです」

(文=BUSINESS JOURNAL編集部)