【完結】夫は私に精霊の泉に身を投げろと言った
クロイセフ王国の王ジョーセフは、妻である正妃アリアドネに「精霊の泉に身を投げろ」と言った。
「そこまで頑なに無実を主張するのなら、精霊王の裁きに身を委ね、己の無実を証明してみせよ」と。
※精霊の泉での罪の判定方法は、魔女狩りで行われていた水審『水に沈めて生きていたら魔女として処刑、死んだら普通の人間とみなす』という逸話をモチーフにしています。
「そこまで頑なに無実を主張するのなら、精霊王の裁きに身を委ね、己の無実を証明してみせよ」と。
※精霊の泉での罪の判定方法は、魔女狩りで行われていた水審『水に沈めて生きていたら魔女として処刑、死んだら普通の人間とみなす』という逸話をモチーフにしています。
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退会済ユーザのコメントです
感想ありがとうございます。
設定がかぶっていましたか。それは失礼しました。
浮き沈みによる罪の判定は、中世ヨーロッパの魔女裁判をイメージして、それを良い方に使ってみようと思ったのですが(浮いたら魔女で処刑、沈んだら魔女じゃない)、私が思いつく事なので、きっと他の作者さまが既に考えておられたのかもしれません。
話の展開まで似ていると問題なのですが、とりあえずこのまま更新してみますので、また何かお気づきになったら教えてください。
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疑いは深まっていきますね。読者さまたちの方が、あの愚かな王よりずっとよく分かっているみたいです。
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アリアドネの父は長いこと娘の噂を聞いてたはずだよね。
何もできなかったのかな。
娘の長年の不憫な待遇に、昔の自分の判断のせいでと悔やんでいるだろうね。
鋭いご指摘、ありがとうございます。
仰る通り、遠い辺境伯地といえど、デンゼルのところにも噂は届いていたと思います。
元々が国の内乱を防ぐ為の政略結婚だったので、じっと静観していた感じでしょうか。国の安寧の方を優先したようです。
でも、娘を愛していなかった訳ではないので、もしかしたらこれから・・・?
側妃が王に毒をもり、自分の時は自作自演だった気が。命にかかわらない少量だったのですものね。
恩を仇で返す最低の愚者が王とは…絶対取り返しあるはず、と読みながらも、王妃様の哀しみに心が辛いです。
アリアドネの心に寄り添ってくださり、嬉しいです。
私的には、国王と側妃はバッドエンドで、アリアドネはメリバなのですが、ここは読み手によって判断が別れるかもしれません。
納得いただけるラストだといいのですが・・・(-。-;
国王…こんな馬鹿だと反省も後悔もしないんじゃなかろうか…
親はバッドエンドでもなんでも良いけど、クズの両親から産まれた3人の子供達はどうなるんだろう?
続きも楽しみにしてます。
確かに、後悔や反省などをするだけの理性がこの王に残っているかと心配になりますね。
子どもたち・・・大丈夫と言いたいところですが・・・~_~;
せめて、アリアドネの潔白が証明されますように。
そんで国王は大後悔にのたうちまわればいい。
どう考えても犯人は毒婦の側妃じゃないですか。名前がw
乗っ取ろうとでもしたのかしら。
子どもいるから王様不要ですもんね…
バカな王様…
読者さまたちの方が、あのバカ王よりずっと賢いですね。何故あっちの人たちは分からないのか・・・分かってて黙ってる人もいそうですけどね(−_−#)
ラストまでドキドキです!!!
楽しみにしてます!!!
ありがとうございます♪
こちらはシリアス展開ですが、最後まで楽しんで頂けると嬉しいです。
王妃はこのまま虐げられて終わるのでしょうか。
国王と側妃はメリバ、いやゴリゴリのバッドエンドでいいんですけど(笑)
国王と側妃は、私的にはバッドエンドのつもりです。アリアドネがメリバのつもりでいます。(私の感覚があっていたらなのですが)
ラストは読者さまたちの反応が別れるかも?
メリバ楽しみです!
救いの無い展開ですね!
楽しみにお待ちしております。
久しぶりのシリアスダークものです。
最後まで楽しんで頂けると嬉しいです。