姉に婚約者を奪われましたが、最後に笑うのは私です。

「カレン、すまない。僕は君の姉のキャシーを愛してしまったんだ。婚約破棄してくれ」

 公爵家の令嬢の私、カレンは、姉であるキャシーの部屋で、婚約者だったはずのエリックに突如そう告げられた。

 エリックの隣で勝ち誇ったようにこちらを見つめるのは、姉のキャシーだ。

 昔からキャシーはずるい。
 私の努力を横取りするだけでなく、今回は婚約者まで奪っていく。

 けれど、婚約者が愛していたのは本当は姉ではなく──!?

 姉も、そんな婚約者も、二人揃って転落人生!?

 最後に笑うのは、婚約破棄された私だ。
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