王子に婚約破棄を申し出た仮面令嬢は彼の愛に絡め取られる
ここは100年おきに聖女が落とされる国、フルール。この国では落とされた聖女とこの国と深く縁づく者と婚約することが決められていた。
その慣習を元にした王太子と聖女の婚約までの仮の婚約者としてリリー・ブランシュは立てられる。
とあるきっかけから始まった表情筋の硬直と付けられた顔の切り傷を隠すために付けられた仮面から言われるようになったリリーのあだ名は「仮面令嬢」。
聖女のことも、自分の正妃らしくない見た目も、何もかも色々と問題がある。これ以上完璧な彼の隣に居続けてはいけない。
聖女が現れた100年目の今年、リリーは相手側から離縁申し付けられるのが嫌で離縁をこちらから突きつけた。なのに、婚約者であるルアン・フルールの反応がどこか変で……
慣習を殴り捨て愛するものとの結婚を求めた溺愛の第1王子×初恋を吹っ切ろうとしたのに何故か結婚が約束されていた無表情の公爵令嬢
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