魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!
俺は慈悲深い人間だ。
だから、魔法の「ま」の字も理解していない住民たちに、俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。
だが――国の総意は「国家転覆罪で国外追放」だとよ。
馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。
俺が居なくなったら、お前ら魔法が使えなくなって生活に困るだろうけど、良いってことだよな??
――そして俺は、国を出る。
弟子のリリィと共に、新たな旅へ。
これは、魔法筆職人と、その弟子が紡ぐ、ちょっと変わった異世界ファンタジー。
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俺が居なくなったら、お前ら魔法が使えなくなって生活に困るだろうけど、良いってことだよな??
――そして俺は、国を出る。
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