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「貴様と令嬢との婚約を、今ここで破棄する」
——全校生徒の前で宣言されて、俺は「あ、そっすか」と返した。怒る気にもならない。
そんなことよりも昼飯の新メニューの方が何倍も気になった。
どうしようかと俺が考えていると......
その直後、人込みをかき分けて銀髪の少女が歩いてきた。
「私と、結婚してください」
——竜王国の第一王女・セレフィーナ。魔力計測不能、剣術大会で教官を撃破した学園最強の才女だ。
三年前、密林の罠から助けた子竜が実は彼女だったらしい!?
それからなぜか、俺が「たまたま」やってきたことが全部バレ始めた。地脈の修復も、魔力炉の安定化も、川の治水も......
実績が出た途端に甘い声で近づいてきてももう遅い!
無自覚な死神紋章持ちの無能が竜王の娘に、いきなり婚約を申し込まれるところから始まる異世界恋愛......!?
文字数 156,080
最終更新日 2026.09.13
登録日 2026.09.03
「お前なんて、誰の役にも立たないでしょう?」
――継母にそう笑われながら育った私は五年もの間、誰にも知られないまま西部国境の村々を密かに支え続けている国の救世主だった!?
継母と義姉に虐げられ、家のお荷物として扱われる日々の中で、唯一の誇りだった夜の仕事。
だけど建国祭の夜会で濡れ衣を着せられたあの瞬間、重い軍靴の音とともに帰還した元婚約者の騎士団長が私の本当の価値を会場中の前で暴き始める。
国を救っていたのが誰だったのか.......それが国王陛下の御前で全てが明らかになる時、継母と義姉に待っているのは想像を絶する転落だけだった。
文字数 95,335
最終更新日 2026.09.02
登録日 2026.08.27
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