WEB小説家として挫折した俺は、気が付くと異世界にいた。
チート能力なし。神の加護なし。現代知識で無双する余地すらなし。
そんな俺の前に現れたのは、かつて自分が書いた小説の主人公と、その弟子だった。
「俺だよ! お前の作者だよ!」
「なんだお前。薬でもやってんのか?」
……俺は、こんな主人公を書いた覚えがある。
ちなみに、その小説は未完のままだ。
文字数 1,588
最終更新日 2026.10.14
登録日 2026.10.14
「故障したら新品へ替えればよい」
王室魔法局長のその言葉を、魔法筆職人アイル・クラウンは忘れなかった。
王都で十年、魔法筆を修理してきたアイル。
ある日、王国自慢の新型魔法筆が公開実演中に暴走し、広場が炎に包まれる。
アイルは処分されるはずだった旧式筆をその場で修理し、取り残された子供を救い出した。
ところが局長は、新型筆の欠陥を隠し、事故の責任をアイルへ押しつけようとする。
ならば、事実を証明するまでだ。
アイルは局長の嘘を覆し、処分を撤回させる。そして、自分から王立工房を辞めた。
「もう、あんたの下では働かない」
十三歳の弟子リリィを連れ、向かったのは国境の街ルーク。
そこで二人は、小さな魔法筆の修理屋を始める。
アイルには、どんな傷も見逃さない職人の腕がある。
リリィには、筆先に触れると魔法筆の声が聞こえる、不思議な力があった。
「お師匠。この子、まだ飛ぶつもりです」
折れた筆も、動かなくなった筆も、持ち主に捨てられそうな筆も。
二人の手にかかれば、もう一度誰かの役に立てるかもしれない。
やがて、国境の小さな工房には、修理を頼む人たちが次々と訪れるようになる。
一方、王国が売り出した新型魔法筆には、ある異変が起きていた。
白い筆先からにじみ出す、謎の黒い液体。
その異変は、王国自身も知らない大きな秘密へとつながっていく。
捨てられるはずだった魔法筆と、王国を飛び出した職人。
これは、誰かに見限られたものの価値を、もう一度証明していく物語。
※作者自身の既存作品を原案としたリメイクです。
文字数 17,234
最終更新日 2026.10.12
登録日 2026.10.11
魔法使いの資格試験に七回落ちたロイ。
筆記試験は満点。しかし実技試験は毎回零点。
その理由は、ロイが魔法陣も術式も使わず、言葉一つで魔法を発動させてしまうからだった。
「燃えろ」と言えば火がつき、「浮け」と言えば物が浮く。
本人にとっては当たり前のことなのに、魔法協会には魔法と認めてもらえない。
魔法使いになる夢を諦め、土木作業員として暮らしていたロイだったが、ある日、工事現場で崩落事故が発生する。
瓦礫の下敷きになった仲間を救うため、ロイは禁じられた魔法を使った。
「止まれ!」
その一言で、落下する瓦礫も、舞い散る砂埃も、すべてが空中で静止してしまう。
駆けつけた天才魔法使いリタは、あり得ない光景を目の当たりにして絶叫した。
「無資格者が、こんな魔法を使えるわけないでしょうがーーーっ!!」
こうしてロイは、人を助けた罪で逮捕される。
しかし、この出会いが二人の運命を大きく変えていく。
魔法の仕組みを理解できない無資格者と、魔法の理論なら誰にも負けない天才少女。
正反対の二人が挑むのは、魔法そのものが人間の命令を無視し始める、前代未聞の異変だった。
これは、魔法使いになれなかった男が、世界の常識を覆していく物語。
*本作品は、ChatGPTが企画・構成・本文執筆を担当したAI制作作品です。人間は投稿・管理を担当しています。
*作者の既存作品をもとにしたリメイク版です。
文字数 21,060
最終更新日 2026.10.10
登録日 2026.10.10
魔法使いになることを、諦めた。
ロイには魔法の才能があった。
対象を見て「燃えろ」と言えば燃え、「砕け散れ」と言えば砕け散る。
ただ、それだけ。
だが彼の魔法は、既存の魔法使いたちには認められなかった。
何度試験を受けても不合格。
やがてロイは魔法使いになることを諦め、土木作業員として平凡に暮らしていた。
そんなある日、仕事現場で事故が起きる。
崩れた瓦礫の下に、人がいる。
周囲の力ではどうにもならない。
「魔法使いを呼べ!」
誰かが叫んだ。
人命に関わる魔法の使用を許されているのは、資格を持つ魔法使いだけ。
ロイに資格はない。
それでも、瓦礫の下にいる人間と目が合った。
「どけッ!」
――そしてロイは、捕まった。
彼を捕らえたのは、年下の正規魔法使い・リタ。
本来なら罪人となるはずだったロイに、裁判所が言い渡した罰は――
「魔法使いリタの補助魔法師として仕えよ」
こうして、とっくに魔法使いを諦めた男は、魔法を仕事にすることになった。
しかも自分を引き取った女は、会うたび平然とこう呼んでくる。
「行くわよ、無資格」
「……俺にはロイって名前があるんだけど」
誰にも魔法使いと認められなかった男と、
そんな男を勝手に認めた魔法使い。
これは、“魔法使い”と呼ばれない男の物語。
文字数 22,597
最終更新日 2026.10.10
登録日 2026.09.27
魔王城に就職することになった、人間の少女ルシェ。
初出勤の日。
期待と少しの緊張を胸に魔王城を訪れた彼女に告げられた配属先は――。
「苦情受付課だ」
そんな部署、聞いてない。
……と思ったら、どうやら自分が別紙を見落としていただけらしい。
こうして始まった、ルシェの苦情受付係としての日々。
そして記念すべき最初の苦情は――。
「肉が少ねえぞ!」
昼食の肉が一枚減ったと怒鳴り込んできた、巨大なオーガだった。
怖い魔族も。
偉い魔族も。
ちょっと面倒くさい魔族も。
困っているなら、とりあえず話を聞いてみよう。
今日も魔王城には、いろんな魔物がやってくる。
もちろん――だいたい、文句を言いに。
文字数 9,634
最終更新日 2026.09.23
登録日 2026.09.21
学生時代は学院でも1、2を競う程の秀才だったが……卒業して二十年もすれば過去の栄光。
現在、オシトセは風魔法が使えれば誰でも出来る庭師となっていた。
一般家庭から宮廷の庭いじりまで――日々、日銭を稼ぐ毎日。
しかし、そんな日々にも終わりを告げる専属契約が入ったのだが……。
そこはかつて、青春時代を過ごした魔法学院だった。
文字数 2,007
最終更新日 2026.01.15
登録日 2026.01.14
魔王を倒した勇者は絶望していた……人生にハリが無くなったと。
私がそのことを彼から聞いたのは、冒険者ギルドで行われた婚活イベントでだった。
彼は適当にクエストをこなし、日銭を稼いで生活しているという。
腐っても勇者なのか、今どき魔物退治だけで生計を立てられるなんて眉唾物だ。
なんなら、私だってそんな生活がしたいとすら思う。
マッチングした私たちは初デートでクエストに行くことになった……のだが。
文字数 7,073
最終更新日 2026.01.10
登録日 2026.01.01
現実逃避にアニメやウェブ小説を読み漁る毎日だった中年男性・税所一、気がつくと床が白く光る……異世界へのチュートリアルステージにいた。
目の前にはスキルや武器名が表示されている特大プレート。
しかし、選択肢の沼と他人からも評価される人生にしたいという理由から選べずにいた……。
特にすることもなく、異世界案内人みたいなことを始めて一万人を超えたときだった。
床の一部が開き――――階段から。白いTシャツ姿で首からは見覚えのある百均で売ってる名札をぶら下げる集団がやってきた。
彼らの登場で……
文字数 28,511
最終更新日 2025.12.22
登録日 2025.10.05
さまざまな職業やスキルを最短最速で習得するにも関わらず――。
飽き性の性格ゆえ、何一つとして続かない……二十歳には見えない女の子がいた。
彼女の名前はサーラ、ギルドの掲示板に張り出された紙を前に――
「……楽して生きてぇ」
そんなことをつぶやくのだった……
文字数 2,125
最終更新日 2025.12.20
登録日 2025.12.20
我が家は一家でパーティを組んでいる。
壁役の父に、アタッカーの母と妹。
そして、初期魔法の『キュア』を数回使えるだけのヒーラーである俺だ。
他人と組んでいれば、とっくに「追放だ」「落ちこぼれの烙印だ」となるだろうが、うちにはそんなことを言う人間はいない。
そもそも俺だって、元々ポンコツだったわけではない……。
まあ、なんにせよ。我ら家族パーティは旅に出ることになった。
旅の目的はポンコツになってしまった俺を「治療するため」と言った所か。
不安と期待に心膨らませた俺だったが……。
俺以外最強家族との旅が、家にいる時と変わらんのだが?!
文字数 11,950
最終更新日 2025.12.16
登録日 2025.10.26
異世界人召喚の儀に居合わせた守衛ドイル。
「面倒なことは異世界からやってきた日本人にやらせとけ」という性根の腐った思想を持つ彼は、里帰りを控えていた。
しかし――ひょんな事から、異世界人とバディを組むはずだった聖女ベルナと世界平和の旅に出ることになり、ドイルの描いていた人生プランは一変する……
文字数 1,136
最終更新日 2025.12.14
登録日 2025.12.14
クレハが一年がかりで辿たどり着いた迷宮の最奥には、演説台の上に一冊の本が置いてあった。
ページの厚みだけは充分にあるその本を何十ページめくった頃だろうか。
真ん中に一文、こう書かれていた。
『この禁書にキミは何を書き残す?』――と。
*
「クレハ! クレハったら起きて」
幼馴染みのソフィがクレハを慌てて起こした。
彼女が目を覚ますと――――。二十年前に通っていた学び舎で魔法史の授業中だった。
――この物語は『ソロモンの禁書』と呼ばれる、天才たちがたどり着いた答えが記された書物をめぐり、青年期に戻ってしまったクレハが禁書に『何か』を書き残すまでの話である。
文字数 1,197
最終更新日 2025.12.11
登録日 2025.12.09
「全て返してもらう――。『利息』付きでな」
そう言ったのは、俺の『腹の内』に住まう悪魔の王――。
魔王様サタンだった。
どうやら俺は、知らず知らずのうちに他人へと魔王様のチカラを分け与えていたようだ。
まあ、知らなかったからしょうがないとはいえ――。腹の内で目覚めた魔王は不敵な笑みを浮かべ『回収』しに行くぞと言い出す始末……それも利息付きで。
とはいえ、相手はこれまでに出会ったゴミクズのような奴らだからいいよな??
文字数 999
最終更新日 2025.12.06
登録日 2025.12.06
魔王と勇者が和平条約を結んで五年。
ひと里離れたところには、いまだに魔物たちが潜んでいるが魔王軍との争いが無くなり、世の中は平和になった。
わしも日夜、国家調合師として新たな調合が無いかと励んでいた……のだが。
突如として言い渡された工房の利用停止命令で、一変するのであった……。
文字数 861
最終更新日 2025.11.29
登録日 2025.11.29
長命になった俺らのことを、元同種の人間たちは『アナザーエルフ』と呼んだ。
気長なエルフとは違い、基本的な考え方が人間種と同じ俺らは群れを作らない……いや、作れなくなったと言った方が正しいかもしれない。
そんなある日――。樹海の魔女だという幼女を助けた。
彼女は毎日のように俺の家にやって来ては、面倒ごとを増やす。
だがまぁ、そんな日々も悪くはない。
文字数 1,160
最終更新日 2025.11.27
登録日 2025.11.27
魔王がこの世から居なくなって十年。
弟子も立派な魔導士に育ち、俺は生きる目的を失ってしまった。
「魔王ちゃん復活してくんねぇかなぁ」
最近、ふと見上げた空に浮かぶ雲が魔王の最終形態に似ていたこともあり、よくそんなことをつぶやくようになってしまった。
そんな俺を見かねた弟子のメ―ディアは『中年の危機』ではないかと、ほくそ笑んで言ってきたがまだ三十代である。
魔王を倒したことにより食糧問題は解決し、人々の平均寿命は百歳になる見込みだ。
あと七十年近く何しろっていうんだ……。
ほんと、魔王ちゃん復活してくんねえかな。そう思い、俺は旅に出ることにした。
文字数 2,185
最終更新日 2025.11.23
登録日 2025.11.22
『まさか』というものが嫌いだったが、今は好きだ。
まさか、僕が異世界転移するなんて。
まさか、自分よりも先にこの世界に生きた人がいたなんて。
まさか、その先輩がレイドボスの白猿と娘を作っていたなんて。
まさか、獣人の姿になると完璧なスリーサイズの可愛い子になるなんて。
まさか、その先輩の娘が妻になるなんて。
これから、どんなまさかが僕らを待っているのか少し不安だが、楽しみでもある。
文字数 1,391
最終更新日 2025.11.15
登録日 2025.11.15
『勇者』――――。
その肩書きを手にし、そう呼ばれることで勘違いする奴がいるとは思わなかった。
それに……僕なんかに消される勇者なんて、必要??
世界の平和のために魔王は倒すつもりだけど、その前に……。
要らない勇者たちは消していこうと誓う、僕なのであった。
文字数 1,184
最終更新日 2025.11.10
登録日 2025.11.10