婚約者を想うのをやめました
女性を侍らしてばかりの婚約者に私は宣言した。
「もうあなたを愛するのをやめますので、どうぞご自由に」
最初は婚約者も頷くが、彼女が自分の側にいることがなくなってから初めて色々なことに気づき始める。
*書籍化しました。応援してくださった読者様、ありがとうございます。
「もうあなたを愛するのをやめますので、どうぞご自由に」
最初は婚約者も頷くが、彼女が自分の側にいることがなくなってから初めて色々なことに気づき始める。
*書籍化しました。応援してくださった読者様、ありがとうございます。
あなたにおすすめの小説
【完結】以上をもちまして、終了とさせていただきます
楽歩
恋愛
異世界から王宮に現れたという“女神の使徒”サラ。公爵令嬢のルシアーナの婚約者である王太子は、簡単に心奪われた。
伝承に語られる“女神の使徒”は時代ごとに現れ、国に奇跡をもたらす存在と言われている。婚約解消を告げる王、口々にルシアーナの処遇を言い合う重臣。
そんな混乱の中、ルシアーナは冷静に状況を見据えていた。
「王妃教育には、国の内部機密が含まれている。君がそれを知ったまま他家に嫁ぐことは……困難だ。女神アウレリア様を祀る神殿にて、王家の監視のもと、一生を女神に仕えて過ごすことになる」
神殿に閉じ込められて一生を過ごす? 冗談じゃないわ。
「お話はもうよろしいかしら?」
王族や重臣たち、誰もが自分の思惑通りに動くと考えている中で、ルシアーナは静かに、己の存在感を突きつける。
※39話、約9万字で完結予定です。最後までお付き合いいただけると嬉しいですm(__)m
【完結】恋は、終わったのです
楽歩
恋愛
幼い頃に決められた婚約者、セオドアと共に歩む未来。それは決定事項だった。しかし、いつしか冷たい現実が訪れ、彼の隣には別の令嬢の笑顔が輝くようになる。
今のような関係になったのは、いつからだったのだろう。
『分からないだろうな、お前のようなでかくて、エマのように可愛げのない女には』
身長を追い越してしまった時からだろうか。
それとも、特進クラスに私だけが入った時だろうか。
あるいは――あの子に出会った時からだろうか。
――それでも、リディアは平然を装い続ける。胸に秘めた思いを隠しながら。
もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
国王陛下、私のことは忘れて幸せになって下さい。
ひかり芽衣
恋愛
同じ年で幼馴染のシュイルツとアンウェイは、小さい頃から将来は国王・王妃となり国を治め、国民の幸せを守り続ける誓いを立て教育を受けて来た。
即位後、穏やかな生活を送っていた2人だったが、婚姻5年が経っても子宝に恵まれなかった。
そこで、跡継ぎを作る為に側室を迎え入れることとなるが、この側室ができた人間だったのだ。
国の未来と皆の幸せを願い、王妃は身を引くことを決意する。
⭐︎2人の恋の行く末をどうぞ一緒に見守って下さいませ⭐︎
※初執筆&投稿で拙い点があるとは思いますが頑張ります!
【完結】公爵令嬢は、婚約破棄をあっさり受け入れる
櫻井みこと
恋愛
突然、婚約破棄を言い渡された。
彼は社交辞令を真に受けて、自分が愛されていて、そのために私が必死に努力をしているのだと勘違いしていたらしい。
だから泣いて縋ると思っていたらしいですが、それはあり得ません。
私が王妃になるのは確定。その相手がたまたま、あなただった。それだけです。
またまた軽率に短編。
一話…マリエ視点
二話…婚約者視点
三話…子爵令嬢視点
四話…第二王子視点
五話…マリエ視点
六話…兄視点
※全六話で完結しました。馬鹿すぎる王子にご注意ください。
スピンオフ始めました。
「追放された聖女が隣国の腹黒公爵を頼ったら、国がなくなってしまいました」連載中!
【完結】見返りは、当然求めますわ
楽歩
恋愛
王太子クリストファーが突然告げた言葉に、緊張が走る王太子の私室。
この国では、王太子が10歳の時に婚約者が二人選ばれ、そのうちの一人が正妃に、もう一人が側妃に決められるという時代錯誤の古いしきたりがある。その伝統に従い、10歳の頃から正妃候補として選ばれたエルミーヌとシャルロットは、互いに成長を支え合いながらも、その座を争ってきた。しかしーー
「私の正妃は、アンナに決めたんだ。だから、これからは君たちに側妃の座を争ってほしい」
微笑ながら見つめ合う王太子と子爵令嬢。
正妃が正式に決定される半年を前に、二人の努力が無視されるかのようなその言葉に、驚きと戸惑いが広がる。
※誤字脱字、勉強不足、名前間違い、ご都合主義などなど、どうか温かい目で(o_ _)o))
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
【完結】ご期待に、お応えいたします
楽歩
恋愛
王太子妃教育を予定より早く修了した公爵令嬢フェリシアは、残りの学園生活を友人のオリヴィア、ライラと穏やかに過ごせると喜んでいた。ところが、その友人から思いもよらぬ噂を耳にする。
ーー私たちは、学院内で“悪役令嬢”と呼ばれているらしいーー
ヒロインをいじめる高慢で意地悪な令嬢。オリヴィアは婚約者に近づく男爵令嬢を、ライラは突然侯爵家に迎えられた庶子の妹を、そしてフェリシアは平民出身の“精霊姫”をそれぞれ思い浮かべる。
小説の筋書きのような、婚約破棄や破滅の結末を思い浮かべながらも、三人は皮肉を交えて笑い合う。
そんな役どころに仕立て上げられていたなんて。しかも、当の“ヒロイン”たちはそれを承知のうえで、あくまで“純真”に振る舞っているというのだから、たちが悪い。
けれど、そう望むのなら――さあ、ご期待にお応えして、見事に演じきって見せますわ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
誰もが公私の使い分けはしなければいけないけど、私を持つことも許されないなら普通の人間はどこかにそれを求めますよね。
現実世界だと眠剤、ドラッグ、アルコール、異性への過度な依存、いくところは動物への虐待、自傷など。。。そういう行為でしか精神のバランスを取れなくなるし、そんな環境で育って健康な結婚生活なんてなかなかおくれません。
だからむしろ公の部分だけで繋がってる夫婦関係の方がよいのかもしれませんが、長期的には無理。精神虐待、苦役刑ですわい。
逃げ場がない人生ってほんと死んでる。
結局自分を救えるのは自分だけって結論に達したんでしょうけど、ジョージア嬢が不憫すぎる。
心境は完全にバツイチのアラフォーじゃないですか、若いのに老生せざるを得ない人生、と。
どんな展開になっても続きを楽しみにしてます!!
御両親揃って何を今更という感じですね……。
この先お兄さんがジョージアナさんにどのように接するのか判りませんが
この方にもこれまでの妹への無慈悲で無神経な仕打ちの数々を、深く悔いる
展開があれば良いのになと思いました。
他の方も書いていらっしゃいますが、婚約者の愚行に苦悩する
ジョージアナさんに、肉親達はこれまで誰一人寄添おうとはせず
むしろそれぞれの理想を押し付け、放置してきました。
孤独に苦しみ続けた彼女が本当にお気の毒でならないですし
今後はどうか幸せになって欲しいと願わずにはいられません……。
言えと言ったくせに、碌なこと言えないんだから、聞かなきゃいい。中途半端な親になるくらいなら、なんでもないと言った時に、そうかだけで良かったと思います。
絶縁されて後悔するなら関わるのを辞めればいい。
皇太子に対して、嫉妬と嫌悪を抱くほど、慕うきっかけになったのも、全てこの父親のせい。愛情が親で得られなかったんだから、他でなんて当たり前ですよね。
自分は妻を愛しているのに、娘には政略結婚を強要するなんて、「あっ父は私のこと道具としか思ってないんだ……」と思うのは当然のこと。
でも腐っても父親です。他人とは違います。やり直すチャンスはあります。今後の己の行動でジョージアナとの絆が多少でも復活するかも……。
いっそ愚かな婚約者からも血が繋がってるだけの人たちからも離れられたらいいのにね。
退会済ユーザのコメントです
ジョージアナの心からのSOSを踏みにじった両親には、本当に残念に思います。今さら後悔してジョージアナに優しくしても、遅いですよね。
次は、兄がどう思っているのかがわかるのでしょうか?兄として、妹を大切に思う気持ちがあったのか、是非とも知りたいです。大切だと思ってたなら、ジョージアナには全然伝わってないですけどね。お互いに嫌われてると思ってるのかな?
家族はもう臣下として接すれば良いんじゃないかな(笑)。
もういっその事ジョージアナは国も家族も王子も捨てて国出ちゃえばいいんじゃないかな···。
もういらんよね···こんな国も家族も。
王子と周りの愚かな人達の責任だもの···父親が大事な娘一人守れなくてどうするの?
公爵って地位があれば、王家に今の王子は支持できない。
そんな王子の嫁にはやれない!くらい怒って抗議する事は、公爵の地位があればできたでしょ😥?
じゃないと王子に浮気されまくりで何もできない王子にも家族にも見放されたお飾りの婚約者ってレッテル貼られてもおかしくないよ😥
名誉も立場も大人達は守ってくれないのだから捨てても文句言えないよね。
せめて公爵がガツンと抗議してたら、王子にまとわりついて来る令嬢も少しは遠慮したのでは?さすがに公爵家敵に回したくないでしょうに😥
婚約は破棄出来なかったとしても婚約者である公爵令嬢を蔑ろにしていたのは事実なんだから、抗議は正当だと思うし、抗議すれば国王や王妃から王子に厳しい注意くらいできたでしょ😥
子供同士の婚約だからこそ、親である国王や王妃、公爵に公爵夫人が時に注意したり褒めたり慰めたりして、正しい方へ子供達を導いたり、子供達の立場を守る事も責任の一つなんじゃないのかな😥?
大人の都合、国の都合の婚姻なんだからさ···。責任を全て子供のジョージアナ一人に押し付けるなよと大人達まとめてシバきたい😣
ジョージアナは国を出て自由に生きてもいいと思うし、ここまで来て自分達の失態に気づいたのなら婚約解消してあげなよ😣
もう修復できないでしょ···これは😥
父親が最後に娘にできる事は婚約を自分の立場が悪くなっても解消してあげる事だけだと思う😥
王家も王子ほったらかしにしてたんだからダメとは言えないし、他国の姫なり、少し年離れても高位貴族女性はジョージアナだけじゃないんだから探せば代わりはいるでしょう···。多少爵位は落ちても仕方ないよね。
婚約相手が重病になって婚約者から降りる事だってあるだろうし、ジョージアナ重病って事にして婚約者から降りる方法もあったと思うけどな😥
そしてみんなが忘れた頃に病気から奇跡の回復···て事にすれば両方の体裁も守れて平和的に婚約解消できたんじゃない···?
もう主人公は親からも殿下からも離れてずっと想いを寄せてくれてる側近の人と結婚して静かに暮らさせてあげたいなぁ…。今まで色々頑張りすぎて心が壊れちゃってて可哀想。
原因である殿下と親とは離れてほしいし、仲良くなるのはちょっと考えられない…
ここにきて両親の厳しい躾が息子のストレスになり、兄のジョージアナへの暴言と繋がるとは!!
本当、この両親終わってる‥。
ジョージアナが可哀想でならない。実家で親身になってくれてるの侍女のジェーンしかいないじゃない。
学園も友人とはいえ皇太子妃になったら親密にあうのもままならないし息抜きする場がなさすぎて気の毒すぎる。
家も国も捨てて、違う国で新たに自分の為の人生を…
なんて難しいよね。
私が殿下を応援するのは、婚約解消ができないという前提があるから。
ジョージアナ以外に未来の皇后にふさわしい令嬢がいないなら国のためでもあり。
結婚しなければならないなら、それが彼女にとって幸せなものになるように
殿下とやり直しできてほしいと思うからで、殿下のためではないです。
でも家族は結婚したら別居だしそうそう会うこともくなくなるので、
この人たちにはずっと今の対応でいいと思ってしまいます。
殿下が一番ひどいけど、この人たちもたいがい。
気になるのは殿下の浮気というのは女の子を侍らせて他はどんな事をしていたのか?
身体の関係が一切無い、贈り物も無いのは分かりましたが、キスとかしちゃってた?
ジョージアナはどんな様子を見て絶望を感じたのだろう?
内容によっては殿下を応援したい気もする…
物語始めの頃の殿下の言い様はだいぶ嫌〜なムカつく感じだったけど、反省出来た事はいい事だと思うので。。
それから両親の心配がジョージアナに悲しい程全く伝わってないですね…笑
お兄様もツンが強過ぎる感じ?
傍から見ればちゃんと愛されてる気はしますね。
もう何もかも、期待も求める事も諦めてしまった故なのかな、可哀想だなジョージアナ。
続きを楽しみにしています(*^^*)
観劇に誘ったのは父親からなのに、劇の内容が相応しくないと兄に詰られるのはジョージアナ…。理不尽。
両親はそこのところなんで説明しないんだろ。一言で済むことなのに。
ジョージアナが家族に対して期待もしないし無感動なのは、この家族は一事が万事こんな調子だったんだろうなぁと。
悪意がなくても、ひとつひとつは小さなことでも積み重なると猛毒のように蝕むことだってあります。
両親と兄は現状では毒にしかならなそうですね。
ジョーさま😢
本当に心安らぐのはご学友といるときだけ😭
せめて素敵なお友だちがいて良かったです😢
お母様もご自分の間違いに気が付いたようですが、父と兄は気付いていない上に未だに(ジョージアナちゃんに)家族だと思われてると思ってるのか!お花畑だな(-'д-)y-~
この期に及んで無神経な発言する兄に、理想ばかり押し付ける両親に呆れてしまう。
皇后は孤高なもの は、自分達が娘に押し付けてきたものなのに、ジョージアナが家族に距離をおく発言にいちいち驚いたり傷ついてたりと勝手すぎる。
自 分 達 が望んだ姿でしょ??
今頃、ジョージアナの大切さに気づく皇太子も
自分達の都合で理想ばかり押し付けてる家族にも腹ただしいですね。個人的に浮気を繰り返してジョージアナの婚約破棄を全く取り合わなかった父親や母親にザマァがほしいところ。
兄は家督ついたあとに苦しめばいいわ。
政略的な意味もあるから殿下との結婚は変えられないと思うので、殿下は、妃としての役割を果たしてくれるルイジアナを生涯を通して大切にし、償い続けていけばいいのでは?婚約者を持つ男性として非常識な行動をしてたのは、好意の有無に関わらず、やってはいけない事だった。
両親は、ルイジアナを公爵令嬢としてしか見ずに、我が子として愛してこなかった事は事実なので、自分達が作った距離を受入れて、余計な事はせずに見守るしかないのでは?兄の妹に対する言動を叱る事もせず、親として子供に接してなかったのだから。
殿下も両親も『今更』だと思う。愛を伝えるのはいいけど、それを受入れる事を望むのは勝手すぎるね。
辛い時も、家族ましてや同じ女性である母親な前でさえ公であれ、と言ったのだから、自分の罪悪感を慰めるために今さら家族ごっこを始めるなと言いたい。
父も兄も「ああ」なのに母親まで「こう」とは。
気の置ける友人といた方が、遥かにマシですね。
もう、結婚が避けられないのなら、嫌だろうけどさっさと子供を産んで、その子と家族を始めればいいと思う。
本当に殿下はどうでもいいんだけど親兄は許せない。幸せになってほしくない。
今後のジョージアナの人生に関わってほしくないくらい嫌だ。
弱音吐くことも許されず厳しく育てられてきた主人公。家が落ち着ける場所ではなかったんだね。貴族の政略結婚ってなかなか解消できるものじゃないけど、こんな家族と浮気殿下なら、逃げたくなるわ。誰か一途な人が救ってくれないかな〜。
本当両親には頭禿げるほど後悔して
ジョージアナに謝罪してほしい。
大事にしてるんやろうけど方向性を間違えすぎ。
父親に続いて母親も実は娘を大事に思ってました。って感じか。。。
どう思ってても良いけど、それが伝わってない事でジョージアは追い詰められていたし、誰からの支えもなく行き着いた答えが愛する事を辞める。
だったわけだし、なんなら自分らは夫婦愛し合ってて何故娘の気持ちに寄り添えないんだよ!
ストーリーに熱中し過ぎてイライラしてしまいました。
家族とは和解して欲しくない。
後悔してればいいと思いました。
どいつもこいつも本当今さらだな!(怒)
と、母親の独白のおかげで殿下への怒りも再燃しました←
良かったじゃないですか、あなた方が求めた"理想の淑女"になってくれたんだから。それを今になって後悔されてもね。それこそ、じゃあこれまでの自分の努力と苦しみは一体何だったんだってなりますよ。散々痛めつけておいて、間違えてたからやっぱり無しとか言わないでくださいね。
人の価値観は千差万別なので、どれが正しいなどと言うつもりはないですが…殿下が取り巻きと肉体関係を持っていたか否かって、個人的にはさほど大切なディテールではないと思うのです。
婚約者がいるのに、そしてその婚約者が苦しんでいることを知っているのに、自分を欲望を持って見ている異性を、見せつけるように侍らす。婚約者の苦しい訴えを相手が気にし過ぎ故の戯言と片付け、話し合うことを拒否する。自分の愚かしい行動によって相手を社会的に貶めても、気にも留めない。何年にも渡って、相手の心を踏み躙る、傷つける、嘲笑う。
これ、モラハラです。心理的な虐待です。
殿下が改心したからと言って、これまでやって来た行為がOKになるわけではないし、他の女と寝たかどうかもどうでもいい。彼がして来たのは、相手の心を故意に壊す行為なんです。それが問題だと思うのです。
正直ジョージアナには、共依存な関係から解放されて、新しいどこかで幸せになって欲しいですね。親兄弟もなんか「あなたのためを思って」と心を壊すことばかりして来たみたいですし。
お母さんがジョージアナに言ったアドバイスは本人が思うように、確かに無責任かなぁ。
娘が傷つかないようにというよりは、いずれ王妃になる娘はこうであって欲しいとか。押し付けや願望が強かったのでは?と思います。男の子を産めばいいのですって、婚約中の娘に言う言葉では無いと思います。
初めて登場した父、兄はジョージアナを可愛がっているようですけど。母もそうなのでしょうけど。同性である母だからこそ、たとえば教育係が言うようなアドバイスにかなりガッカリ。自分も殿下の行動を知っていてのそれですからね。
母には、そのアドバイス、夫や息子がいるところでいえましたか?と問いたいところです。
色々と反省した殿下には、ジョージアナに尽くして、職業王妃ではなく家族になれるように頑張って貰いたいですね。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。