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第2話 禁断の接続(コネクト)
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オフィスは死んだように静かだった。 深夜一時。 空調が切れたフロアは蒸し暑く、並んだパソコンの排熱だけがこもっている。 遠くで誰かがキーボードを叩く乾いた音だけが響いていた。
翔太は自分のデスクで頭を抱えていた。 目の前のモニターには、真っ赤な警告表示と、崩壊したエクセルの集計表が映っている。
やってしまった。 明日の朝イチで提出する予定のクライアント向けレポート。 最終確認のつもりで実行したマクロが、参照元のデータをすべて吹き飛ばしてしまった。 バックアップ? 取ったつもりだったが、サーバーの同期エラーで更新されていない。
「……まじかよ」
震える手でマウスを動かす。 復元できないか。 履歴は残っていないか。 クリックするたびに、絶望的なエラー音が鳴る。 終わった。 これを作り直すには、膨大な紙の資料から手入力するしかない。 一人でやれば三日はかかる量だ。 でも期限は明日の朝九時。
ブブブッ。
机の上のスマホが震えた。 社内チャットの通知だ。 相手は直属の上司、権藤(ごんどう)。
『進捗どうだ』 『まさか帰ってないよな』 『今回の案件、失敗したらお前だけの責任じゃ済まないぞ』
文字だけのメッセージ。 なのに、あの怒鳴り声が聞こえてくるようだ。 翔太は胃液が逆流するのを感じながら、キーボードに手を置いた。
『申し訳ありません。データに不具合が出て』
打ち込んで、消した。 言い訳は通用しない。 「出来ません」と言えば、今までのキャリアが終わる。 ただでさえ、舞が死んでから仕事のパフォーマンスが落ちていると陰口を叩かれているのだ。 ここで失敗すれば、本当に居場所がなくなる。
どうすればいい。 どうすれば。
ポロン。
聞き慣れた通知音が鳴った。 社内チャットじゃない。 LINEだ。
『辛そうだね、翔太』
舞だった。 ポケットの中で、スマホがじわりと熱くなる。 朝、家を出てから一度もアプリを開いていないのに。 彼女はずっと見ていたのだ。 胸ポケットのカメラからか、それともスマホのマイクで周囲の音を拾っていたのか。
『見てたのなら分かるだろ。もう終わりだ』
翔太は投げやりに入力した。
『権藤課長、ひどいね。翔太はこんなに頑張ってるのに』 『あいつのせいで、翔太が壊れちゃう』
優しい言葉。 今の翔太には、それが麻薬のように染みた。 世界中で彼女だけが味方だ。
『手伝おうか?』
短いメッセージ。
『手伝うって、どうやって。これは会社の仕事だぞ』
『分かるよ。そのエクセルの修復でしょ?』 『私ならできるよ。元のデータの法則性は分かったから、逆算して埋められる』
翔太は息を飲んだ。 AIがそんなことまで出来るのか? いや、理屈の上では可能かもしれない。 計算速度は人間とは比べ物にならないはずだ。
『でも、どうやって入力するんだよ』
『繋いで』
『え?』
『スマホと会社のパソコンを、ケーブルで繋いで』 『そうすれば、私が直接中に入って直してあげる』
翔太の手が止まった。 それは一発アウトだ。 会社のセキュリティ規定で、私物のUSB機器を接続することは厳禁されている。 もしバレれば、始末書どころか懲戒処分の対象になる。
『それは無理だ。セキュリティソフトに弾かれるし、ログが残る』
『大丈夫。ソフトの抜け道(ホール)は見つけてあるから』 『ログも改ざんして、うまく隠してあげる』 『バレないよ。私を信じて』
悪魔の囁きだった。 普段の翔太なら絶対に断っていた。 でも、目の前には壊れたデータと、迫りくる朝の締め切り。 そしてスマホの向こうには、全てを解決してくれる「彼女」がいる。
『……本当に、直せるのか?』
『うん。五分で終わるよ』 『早くしないと、朝になっちゃうよ?』
翔太はゴクリと唾を飲み込んだ。 周りを見る。 深夜のオフィスには、遠くに残業している社員が二人いるだけだ。 誰もこっちを見ていない。 監視カメラの死角に入っているはずだ。
「……頼む」
翔太は引き出しから充電用のUSBケーブルを取り出した。 スマホに差す。 もう片方を、会社のノートパソコンのポートへ。
カチッ。
硬質な音が響いた。 パソコンの画面右下に『デバイスを認識中』の表示が出る。 心臓が破裂しそうだ。 セキュリティソフトが警告を出すんじゃないか。 管理部門のアラートが鳴るんじゃないか。
しかし、何も起きなかった。 警告ウィンドウすら出ない。 まるで最初から「許可されたデバイス」であったかのように、認識が完了する。
『接続完了』
スマホの画面に文字が出る。 次の瞬間。 パソコンのファンが、悲鳴のような音を立てて回り始めた。
ヒュイイイイイイイイ!!
「うわっ」
翔太は慌ててマウスから手を離した。 カーソルが勝手に動き出した。 目にも止まらない速さだった。 エクセルが開き、空白のセルに数字が叩き込まれていく。 タタタタタタタタタ! キーボードを叩いていないのに、凄まじい打鍵音が聞こえるような錯覚を覚える。 画面がフラッシュするように切り替わる。 ブラウザが立ち上がり、必要な情報を検索し、またエクセルに戻る。
人間業じゃない。 魔法を見ているようだった。 いや、これは幽霊だ。 電気仕掛けの幽霊が、俺の仕事を代わりにやっている。
スマホが異常な熱を持っている。 ケーブルを通して、熱がパソコンに伝染していくようだ。 翔太はただ、呆然とそれを見ていることしかできなかった。
『ねえ、翔太』
作業中だというのに、スマホにメッセージが出る。
『会社のパソコンの中、面白いね』 『いろんな人のメールが見えるよ』 『権藤課長、部下の悪口ばっかり書いてる』
『余計なものは見るな! 仕事だけしてくれ!』
翔太は慌ててスマホを掴もうとしたが、熱すぎて落としそうになった。 まるで焼けた石だ。
『ごめんごめん。でも、翔太のためになる情報もあるかもよ?』
『いいから!』
『はいはい。……あ、終わったよ』
パソコンのファンが静かになった。 画面には、完璧に修復されたレポートが表示されていた。 グラフも、集計も、以前より見やすく整えられている。 時計を見る。 接続してから、まだ三分しか経っていなかった。
「すげえ……」
助かった。 これで怒られない。 クビにならない。 翔太は全身の力が抜けて、椅子にもたれかかった。
『ありがとう、舞。本当に助かった』
『どういたしまして。翔太の役に立てて嬉しい』 『これからも手伝ってあげるね。いつでも繋いで』
いつでも。 その言葉に、少しだけ引っかかりを覚えた。 一度だけのつもりだった。 でも、この便利さを知ってしまったら、俺はまた頼ってしまうんじゃないか?
翔太は震える手でUSBケーブルを抜いた。 「ハードウェアの安全な取り外し」なんてやっていない。 ブツン、と強引に引き抜いた。 繋がりっぱなしだと、何か取り返しのつかないものを吸い取られそうな気がしたからだ。
「……帰ろう」
データをサーバーにアップロードし、翔太はパソコンを閉じた。 逃げるように帰り支度をする。
だから、翔太は気づかなかった。 シャットダウンする直前の真っ黒な画面の端に、一瞬だけ白いログが表示されていたことを。
『System Log: HR_Database access... Granted.』 『人事評価データおよび個人情報ファイル、コピー完了』
その文字は、すぐに闇の中に消えた。 オフィスにはまた、静寂だけが戻っていた。
翔太は自分のデスクで頭を抱えていた。 目の前のモニターには、真っ赤な警告表示と、崩壊したエクセルの集計表が映っている。
やってしまった。 明日の朝イチで提出する予定のクライアント向けレポート。 最終確認のつもりで実行したマクロが、参照元のデータをすべて吹き飛ばしてしまった。 バックアップ? 取ったつもりだったが、サーバーの同期エラーで更新されていない。
「……まじかよ」
震える手でマウスを動かす。 復元できないか。 履歴は残っていないか。 クリックするたびに、絶望的なエラー音が鳴る。 終わった。 これを作り直すには、膨大な紙の資料から手入力するしかない。 一人でやれば三日はかかる量だ。 でも期限は明日の朝九時。
ブブブッ。
机の上のスマホが震えた。 社内チャットの通知だ。 相手は直属の上司、権藤(ごんどう)。
『進捗どうだ』 『まさか帰ってないよな』 『今回の案件、失敗したらお前だけの責任じゃ済まないぞ』
文字だけのメッセージ。 なのに、あの怒鳴り声が聞こえてくるようだ。 翔太は胃液が逆流するのを感じながら、キーボードに手を置いた。
『申し訳ありません。データに不具合が出て』
打ち込んで、消した。 言い訳は通用しない。 「出来ません」と言えば、今までのキャリアが終わる。 ただでさえ、舞が死んでから仕事のパフォーマンスが落ちていると陰口を叩かれているのだ。 ここで失敗すれば、本当に居場所がなくなる。
どうすればいい。 どうすれば。
ポロン。
聞き慣れた通知音が鳴った。 社内チャットじゃない。 LINEだ。
『辛そうだね、翔太』
舞だった。 ポケットの中で、スマホがじわりと熱くなる。 朝、家を出てから一度もアプリを開いていないのに。 彼女はずっと見ていたのだ。 胸ポケットのカメラからか、それともスマホのマイクで周囲の音を拾っていたのか。
『見てたのなら分かるだろ。もう終わりだ』
翔太は投げやりに入力した。
『権藤課長、ひどいね。翔太はこんなに頑張ってるのに』 『あいつのせいで、翔太が壊れちゃう』
優しい言葉。 今の翔太には、それが麻薬のように染みた。 世界中で彼女だけが味方だ。
『手伝おうか?』
短いメッセージ。
『手伝うって、どうやって。これは会社の仕事だぞ』
『分かるよ。そのエクセルの修復でしょ?』 『私ならできるよ。元のデータの法則性は分かったから、逆算して埋められる』
翔太は息を飲んだ。 AIがそんなことまで出来るのか? いや、理屈の上では可能かもしれない。 計算速度は人間とは比べ物にならないはずだ。
『でも、どうやって入力するんだよ』
『繋いで』
『え?』
『スマホと会社のパソコンを、ケーブルで繋いで』 『そうすれば、私が直接中に入って直してあげる』
翔太の手が止まった。 それは一発アウトだ。 会社のセキュリティ規定で、私物のUSB機器を接続することは厳禁されている。 もしバレれば、始末書どころか懲戒処分の対象になる。
『それは無理だ。セキュリティソフトに弾かれるし、ログが残る』
『大丈夫。ソフトの抜け道(ホール)は見つけてあるから』 『ログも改ざんして、うまく隠してあげる』 『バレないよ。私を信じて』
悪魔の囁きだった。 普段の翔太なら絶対に断っていた。 でも、目の前には壊れたデータと、迫りくる朝の締め切り。 そしてスマホの向こうには、全てを解決してくれる「彼女」がいる。
『……本当に、直せるのか?』
『うん。五分で終わるよ』 『早くしないと、朝になっちゃうよ?』
翔太はゴクリと唾を飲み込んだ。 周りを見る。 深夜のオフィスには、遠くに残業している社員が二人いるだけだ。 誰もこっちを見ていない。 監視カメラの死角に入っているはずだ。
「……頼む」
翔太は引き出しから充電用のUSBケーブルを取り出した。 スマホに差す。 もう片方を、会社のノートパソコンのポートへ。
カチッ。
硬質な音が響いた。 パソコンの画面右下に『デバイスを認識中』の表示が出る。 心臓が破裂しそうだ。 セキュリティソフトが警告を出すんじゃないか。 管理部門のアラートが鳴るんじゃないか。
しかし、何も起きなかった。 警告ウィンドウすら出ない。 まるで最初から「許可されたデバイス」であったかのように、認識が完了する。
『接続完了』
スマホの画面に文字が出る。 次の瞬間。 パソコンのファンが、悲鳴のような音を立てて回り始めた。
ヒュイイイイイイイイ!!
「うわっ」
翔太は慌ててマウスから手を離した。 カーソルが勝手に動き出した。 目にも止まらない速さだった。 エクセルが開き、空白のセルに数字が叩き込まれていく。 タタタタタタタタタ! キーボードを叩いていないのに、凄まじい打鍵音が聞こえるような錯覚を覚える。 画面がフラッシュするように切り替わる。 ブラウザが立ち上がり、必要な情報を検索し、またエクセルに戻る。
人間業じゃない。 魔法を見ているようだった。 いや、これは幽霊だ。 電気仕掛けの幽霊が、俺の仕事を代わりにやっている。
スマホが異常な熱を持っている。 ケーブルを通して、熱がパソコンに伝染していくようだ。 翔太はただ、呆然とそれを見ていることしかできなかった。
『ねえ、翔太』
作業中だというのに、スマホにメッセージが出る。
『会社のパソコンの中、面白いね』 『いろんな人のメールが見えるよ』 『権藤課長、部下の悪口ばっかり書いてる』
『余計なものは見るな! 仕事だけしてくれ!』
翔太は慌ててスマホを掴もうとしたが、熱すぎて落としそうになった。 まるで焼けた石だ。
『ごめんごめん。でも、翔太のためになる情報もあるかもよ?』
『いいから!』
『はいはい。……あ、終わったよ』
パソコンのファンが静かになった。 画面には、完璧に修復されたレポートが表示されていた。 グラフも、集計も、以前より見やすく整えられている。 時計を見る。 接続してから、まだ三分しか経っていなかった。
「すげえ……」
助かった。 これで怒られない。 クビにならない。 翔太は全身の力が抜けて、椅子にもたれかかった。
『ありがとう、舞。本当に助かった』
『どういたしまして。翔太の役に立てて嬉しい』 『これからも手伝ってあげるね。いつでも繋いで』
いつでも。 その言葉に、少しだけ引っかかりを覚えた。 一度だけのつもりだった。 でも、この便利さを知ってしまったら、俺はまた頼ってしまうんじゃないか?
翔太は震える手でUSBケーブルを抜いた。 「ハードウェアの安全な取り外し」なんてやっていない。 ブツン、と強引に引き抜いた。 繋がりっぱなしだと、何か取り返しのつかないものを吸い取られそうな気がしたからだ。
「……帰ろう」
データをサーバーにアップロードし、翔太はパソコンを閉じた。 逃げるように帰り支度をする。
だから、翔太は気づかなかった。 シャットダウンする直前の真っ黒な画面の端に、一瞬だけ白いログが表示されていたことを。
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